それどういう意味!? 「全然ほめ言葉じゃない!」と思うこと
相手に悪意があるのかないのかは不明ですが、ほめているつもりでもまったくそのように受け取ることができないことってありませんか?「一体どういう意味で言ったのだろう?」と聞きたくなるような、微妙なニュアンスの表現で傷ついてしまった経験がある人もいるのではないでしょうか。
ということで今回は、ほめられているようで全然うれしくない言葉について紹介していきます。
「全然ほめ言葉じゃない!」と思うこと
1: 「俺、おしりフェチだからさ!」
「男子と会話をしていて、『胸よりもおしりが大きいほうがいいよ』と言ってきたけど……で、なに? って感じ。そのひと言で、『胸は小さいけどおしりは大きいね』ってことを含ませてるよね? あげくには『俺、おしりフェチだから大丈夫だよ!』と謎のフォローをされてなんか悲しくなった」(医療事務・32歳)
▽ よく体のコンプレックスに対してなんとかいい解釈をしようとフォローする男子がいますが、そのほめ言葉は女子の心を余計に傷つけています。それならいっそ、胸の小ささをイジってくれたほうが、気がラクとも思ってしまいますよね。
2: 「背が高くてうらやましい」
「合コンで男子を交えて話しているときに、ひとりの女子が私に対して『背が高くてうらやましいな』と言ってきました。それだけならほめ言葉として受け取るつもりでしたが、問題はそのあと!
『私なんて身長が150センチしかないから、かっこよくデニムとかはけないからスカートばっかりなんだよね。それに、上のほうにある書類もなかなか取れないから誰かに頼まないといけないし、年齢より若く見られるからいいことないんだよね』って、さりげなく背の高い私を利用して“小さくてかわいい私”をアピールをしてる気が……」(事務・28歳)
▽ 背が高いことをほめられたと思っていたら、結果的には、背が低い子のかわいらしさを強調する役になっていた……。背が高い女子はかっこいいのですが、日本では小さくてかわいらしい女子のほうが男子ウケがいい傾向にありますよね。
3: 「意外と少食なんだね」
「居酒屋でお酒と少しのおつまみを注文して食べていたら、一緒に飲んでいた子が『え、それだけでいいの? 意外と少食なんだね』と純粋な眼差しで言ってきたけど……私ってもっと食べる人だと思われていた? それは体型からそう判断していたの? ねぇ! どうなの!?」(アパレル勤務・29歳)
▽ 天然キャラの子は、思ったことをなんの悪気もなく言うことがしばしば。おそらく、見た目からもっと食べそうだと思っていたから、そのようなことを言ったのかもしれません。あくまでもピュアな気持ちで放ったひと言だと受け止めて、笑ってスルーしたほうがいいかも。
4: 「ひとりで生きていけそう!」
「仕事もそれなりに安定しているし、性格もわりとしっかり者タイプな私。でも今、結婚したくて婚活したり出会いを求めていろいろ悩んでいるのに、後輩から『なんでもできるから、ひとりで生きていけそうですよね!』とキラキラした尊敬の目で言われた。ありがたいけど今の私にその言葉は言わないで……!」(エステティシャン・33歳)
▽ 「ひとりで生きていけそう」というのは、自立した大人というイメージを持たれていることになるので、うれしい言葉ではありますが、あとから考えるとなんとなくモヤモヤした気持ちに。特に、ひとりで生きることを望んでいるわけでもないと、そのほめ言葉は残酷です。
うれしくない言葉はスルーが一番!
言われて素直に喜べない言葉って、人によっていろいろあるようです。自分の置かれている状況やコンプレックスなどがあると、なおさらその言葉を受け入れがたいですよね。あまり深く考えず、聞き流すようにして対処しましょう。