「チョベリグ」「KY」「あげみざわ」どこまでわかる? 平成のJK語リスト

2019.01.31

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

青春を過ごした平成ももう終わり。あなたが学生だった頃には、どんな言葉がはやりましたか? 平成と言っても31年!「懐かしい~」と思うものから、「何これ!?」というものまでありますよね。そんな平成に流行したJK語をご紹介します!
最近のJK語は理解不能? あなたはどこからどこまでわかりますか?


平成のJK語リスト

チョベリグ/チョベリバ

90年代を生きたコギャルはみんな使っていた「チョベリグ」、「チョベリバ」。
「最高!」というときは超ベリーグッドという意味の「チョベリグ」を、「最悪!」というときは超ベリーバッドという意味の「チョベリバ」を使うのです。一大ブームを巻き起こした言葉ですが、今では「死語」として有名に。

MK5

マジで(M)キレる(K)5秒前(5)を略した言葉「MK5」。これを言う時点で既にキレてるんですけどね。「マジでムカつく」を「MM」と略すことも。
また「MK5」をもじった広末涼子さんの『MajiでKoiする5秒前』という曲も当時大ヒットしました。

KY・PK

ローマ字の略語がはやるというのがギャルあるある。KY(空気読めない)・PK(パンツ食い込んでる)・HK(話変わるけど)などなど、やたらとローマ字にして略すのがはやりました。これももう使っている人はあまりいませんよね。

りょ/り

LINEなどで「了解!」と返すときに「りょ!」「り!」と返信するのが流行したことも。待ち合わせの話をして「り」なんて返ってきたら「何これ?」となりそうなものですが、会話の流れで理解できるのだとか。
いつの時代も女子高生ってわりと高度な会話をしていますよね。

それな

相手の言ったことに対して同意したり共感したときに使う言葉「それな」。LINEのスタンプや顔文字もたくさん作られましたよね。
使い勝手がいい「それな」ですが、会話を早く終わらせたい印象になってしまう場合も。使い方には要注意です。そしてもうすでに古い印象があるのだとか。

マジ卍

「ヤバイ」と同じように広い意味で使われる「マジ卍(まんじ)」。とりあえずテンションが上がったらノリで言っておけばOK。また、悪そうな人を見て「あの人マジ卍だよね」といった使い方もあるのだとか。
悲しくても卍、うれしくても卍、美味しくても卍、写真を撮るときの掛け声も卍……。こうなってくると大人世代は理解不能。しかし、これもすでにピークを過ぎた言葉のようです。

すこ/好きピ

「好き」の意味で広く使われている「すこ」。「好き」ほど重くなく、気軽に言えるのがいいのです。「すこすこ」というように繰り返して使うのが可愛いのだとか。
また「好きなピープル」を略した「好きピ」というも言葉も。彼氏は「彼ピ」、男女問わず好きな相手には「好きピ」と使うのです。

あげみざわ

気分が上がったときに使う「アゲ」。それが進化を遂げ「アゲ」→「あげみ」→「あげみざわ」となりました。Youtuberのkemio(けみお)さんから火がつき、JKの間で流行するように。うれしいことがあったら「あげみざわ~!」と言っておけばOK。

あざまる水産

「ありがとうございます」→「あざます」→「あざまる」→「あざまる水産」と進化した、「ありがとう」の最新版です。“ありがとうございます。”と書いたときの句点を「まる」と読み、「あざます」から「あざまる」となりました。そして語呂が似ている「磯丸水産」と合体して「あざまる水産」になったという説も。

まとめ

いかがでしたか? JKではなくなった世代から見ると、「もうついていけない……」と思ってしまうことも。しかし、JKが作り出す言葉って言葉遊びが面白いですよね。今年はどんなJK語が出てくるのか、楽しみです!

2019.01.31

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

記事を書いたのはこの人

Avatar photo

Written by 原桃子

つい読みたくなるような記事を書いています。猫とナマケモノとサメが好き。世の中にはいろんな人がいて面白いなと思っています。

三井みちこ

Illustration by