夏休みにじっくり見たい! 見ておくべき名作映画まとめ7つ
いよいよ夏休みシーズン到来、でもどこも混んでいるし、この時期はゆっくり自宅で映画鑑賞しているほうがいい、という人もいますよね。そこで今回は夏休みにじっくり見て欲しい、名作映画をまとめてみました!
夏休みに見ておくべき名作映画7つ
1.『フォレスト・ガンプ』(1994年、トム・ハンクス主演)
若きトム・ハンクスが純朴なアメリカの青年を好演。IQは低くても心根は優しいガンプがその独特な個性を発揮してなぜか次々と成功を手に入れて行くのですが、彼の心に唯一欠けているのは初恋の人。そのピュアな純愛ぶりがとても爽やかで心に残る映画です。
2.『ターミネーター2』(1991年、シュワルツネッガー主演)
最近のアクション映画は派手なCGやビジュアルエフェクトばかりでつまらない、という人にはアクション映画の古典ともなったこの映画をぜひおすすめします。当時の最新技術が駆使されていますが、それ以上に描かれているのは人間と人工知能の未来、母と息子、人間とロボットの関係などとても深いテーマ。ラストシーンは何度見ても“カッコイイ!”の一言に尽きます。
3.『6歳のボクが、大人になるまで』(2014年、パトリシア・アークエット主演)
近年の作品ながら名作として長く人々の記憶に残りそうなのが、各方面で非常に高い評価を得た本作品。両親が離婚した少年の成長記、と言えばそれまでですが、本作品の特徴は何といっても12年間にわたる撮影で少年が大人になって行く過程を克明に切り取っているところ。そんなリアルな成長を目の当たりにしながら、自分の子ども時代を振り返ってみるのも良さそうです。
4.『ティファニーで朝食を』(1961年、オードリー・ヘップバーン主演)
映画で女子力を高めたいという人には、永遠のスタイルアイコンであるオードリー・ヘップバーンの魅力を満喫できるこの映画でファッションや魅力的な女性の振る舞いをじっくり研究してみましょう。古い映画なのにそのセンスはまったく色褪せません!
5.『菊次郎の夏』(1999年、北野武主演)
お母さんと離れて暮らしているさみしい小学生の男の子と北野武演じる近所の“ちょっと変なおじさん”が繰り広げるロードムービーの傑作。どこか懐かしくて、おかしくて、ちょっぴり悲しい気持ちも混じったハートフルな作品で、“日本の夏休み”を体感できます。久石譲が作曲したテーマ曲『Summer』がまた切ない気分を盛り上げます。
6.『風と共に去りぬ』(1939年、ビビアン・リー主演)
名前は聞いたことあるけれど見たことはないという人も多いはず。長い映画だからこそまとまった時間の取れるときにじっくり鑑賞して欲しい不朽の名作です。古い映画ですが、そこに描かれているのは普遍の男女の姿。情熱的で上昇志向の強い女性スカーレット、地味だけど献身的で着実に女性の幸せを掴むメラニー、結局世の中のすべての女性はこのどちらかにカテゴリーされるのではないかと思わされるくらい優れた群像劇ともなっています。
7.『ベンジャミン・バトン 数奇な運命』(2008年、ブラッド・ピット主演)
ブラッド・ピットとケイト・ブランシェットという人気俳優の共演というだけでも豪華な作品ですが、ストーリーが秀逸で観る者を引き込みます。自分は年を取って行く一方なのに、相手はどんどん若返って行くとしたら、いったいどんな気持ちになるか、ファンタジーでありながらそんな”もしも”を考えずにはいられない珠玉の名作と言えるでしょう。