親しき仲にも礼儀あり! 友人宅にお泊りにしたときの最低限のマナー
新生活も落ち着いてくると、新しく知り合った人とお泊り会をしようというお誘いもチラホラ。夏にかけてイベントが多くなれば、終電を逃したので泊めてもらう、なんて機会もあるかもしれません。今日はそんなときの最低限のマナーについてです。過去にお泊り会でイタイ目に合われたことのあるアラサー女子たちの心の叫びをお届けします。
トイレや洗面台はきれいに使うべし!
「友達が泊まりに来たとき、お風呂やトイレの使い方があまりにもヒドくて閉口したことがあります。トイレも汚しっぱなし、洗面台も髪の毛だらけ……。一言の詫びもナシ」(ピアノ講師/27才/女性)
▽ 来たときよりも美しくが基本ですよね。自分の掃除でもおっくうなのに、人の使ったあとの掃除なんて、進んでしたがる人なんぞおりませんよ! 普段、どんな生活しているのか問い詰めたくなってしまうかも。
お風呂場の利用時間を気にするべし!
「後輩が終電を逃したと泣きついてきた夜のこと。うちはユニットバスなんですけど、彼女のシャワーの時間が長くてびっくり。30分くらいザーザーと……。正直、あきれましたよ。タダじゃないんだっつーの!」(接客/26才/女性)
▽ そのお怒り、ごもっともですよ~。自分の家で長時間シャワーを浴びるのは自由だと思いますけど、人のおうちですからね。「これは誰からお金が出るのか?」を考えられないお子さまは、次回からお泊りさせてもらえなくて当然でございます!
ゴミの分別をきちんとするべし!
「5人くらいが泊まりにきた翌日。大量のゴミの分別をしなおしをしたことがあります。もう二度とお泊まり会なんてしないぞって思いましたね」(インストラクター/24才/女性)
▽ ひ、悲劇すぎる……。ゴミの分別をしっかりしないと回収さえしてもらえない地域と、まったく分別に気を使わないでよい地域があるからややこしいですよね。相手が分別をしないでよい地域だと、その重要性を理解してもらうのは至難のワザかもしれません。ゴミを捨てるときには「燃えるゴミはココに捨ててもいいの?」の一言を!
家主のスケジュールを気遣うべし!
「同期が、私がいる・いないおかまいなしに泊まりにくるのが、本当にイヤです。私が出勤する朝に平気で布団から『鍵はポストにいれとくね~』って言ってくるし」(メーカー勤務/29才/女性)
▽ いくら信用している相手だとしても、家主がいない家にひとりで居座るのはNG。そこで金品が紛失したときに、疑いをかけられるリスクだってありますよ。
こんな声も!「おみやげ持参or後日お礼を用意するべし!」
「友達が、飲み会からの流れで泊まりにきたときに、後日、ちょっとしたプレゼントをくれました。『ちゃんとしているな~』って思った」(エステティシャン/30才/女性)
▽ 菓子折りとかでなくとも、オフィスで使えるようなちょっとした文房具やタオルハンカチなどでよいようです。あまり大げさにしてしまうと、かえって相手が気をつかってしまうのでご注意を!
相手の立場になって考えることがキモ
いかがでしたでしょうか?「これをやっていればすべてOK」というものを見つけるのは難しいかもしれません。けれど、忘れてはいけないのは、家主がどんなに「気にしないで」とか「大丈夫よ」と言ったとしても、気を抜きすぎないことです。あまりに自分の家のようにふるまいすぎると、品を疑われてしまっても仕方がありません。お泊りのときは、なにごとも家主ありきで考え、自分がやられてイヤなことはやらないのがいちばんのようですよ。