既婚男子vs未婚男子【男子会女子あかりの男子会潜入日記part.5】

2017.12.23

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「男子会女子」とは、男子が集まる宵の宴に一人呼ばれる女子のこと。そんな男子会女子の私、深月あかりが男子会に潜入して男のホンネとやらを暴露するコラムも今回で5回目を迎えました。今回のテーマは、既婚男子と未婚男子のバトルです。


既婚・未婚男子バトルのはじまり!

今回呼ばれたのは、男子だけが集まる同窓会。はい、私、全然関係ないのになぜかそこに呼ばれたのです。そりゃあもう、「久しぶり!」っていうテンションで参加してみました(本気の実話です)。
集まったのは、三十路男性諸君。同窓会だったので数多くの人がいましたが、今回は私の座っていたテーブル7名に巻き起った既婚・未婚バトルについてです。

「結婚ってどう?」に対する回答は…

同窓会ともなれば、開口一番は「今お前、何やっているの?」です。そして、結婚していれば「結婚したから~なんだよね」という話になります。テーブルは既婚者3名、未婚者4名の構成。未婚者は当然、「まだ結婚したくない派」です。でも当然「結婚って、どう?」という話にはなります。そして、既婚者から出てくる言葉、それは「結婚はいいけど……浮気したくなる」でした……。
「おいおいおいおーい! なんで結婚した!?」と心の中でツッコミを入れていたら、「結婚したら、全く遊べなくなるのはわかってはいたんだけど……たまに浮気したくなる。男って洋食も食べたいし、和食も食べたいし、中華も食べたいじゃん?」とのことです。それってつまり、夫婦間の床の問題のよう。
それを聞いたとたん未婚者諸君は「奥さんがいるんだから、ヤりたいときに好きなだけできるじゃん! くそぉ、羨ましい」と言いだしました。男子会女子の私ですが、さすがにこのときは「女子である私もいるんですけど……」と言いたくなりました。

結婚後の床にもドキドキしたい男心

既婚者の“いろんな味を食べたい”発言の真相は、「子作りのためにするエッチが楽しくない」とのことでした。生殖目的のためにヤっている感じがプレッシャーであり、冷めてしまう瞬間がある、と彼らは語っていました。「夫婦の営みって一体なんなのだろう……」と呟いていましたよ、ええ。
そして、未婚者からは「いやいや、だからそれが羨ましいんだって! たくさんできるじゃん! 好きなときに好きなだけできるって、もはや天国じゃん!」という討論になり、既婚者と未婚者の間で謎のバトルが始まりました。そして既婚者の内1名が子持ちだったため、「いや、でもまぁ、子どもができれば変わるよ! 浮気したいとかそういう気がなくなるくらい、子どもがマジでかわいいし」という一言でバトルは収束しました……。

男子の心は女子よりデリケート!?

でも、「浮気したい」と一度芽生えてしまった気持ちって、いずれ子どもが大きくなったときに爆発したり、延長してしまうことはないのだろうか……。そんなことを考えていたら「でもさ、浮気の始まりって慣れだよね」と未婚者軍の一人が語り出しました。
「女の子ってよく『もうドキドキしなくなった』とか言ったりするけど、それは男も同じだよね。男の場合はドキドキをなくすともはや無になるよね」「(奥さんや恋人であっても)ムダ毛を見るだけで萎えてしまうし、途端にドキドキしなくなる」と語り、そこは既婚者・未婚者関係なく、皆さん激しく同意していました。男子って女子よりもデリケートな心を持っているのですね……。「なるほど、先輩! ここは勉強になりまっせ」と心から思った私でした。

まとめ

「浮気したい」という既婚男子の声に一瞬顔をしかめた私でしたが、「奥さんとの床にまたドキドキを感じたい」からこそつい出た本音だということがわかりました。どうやら、「奥さん以外の女の人と関係すると、奥さんの良さが実感できるから」ということらしいです。既婚男子はさすがに奥深い! 既婚女子の皆さま、いつまでも旦那さんにロマンを感じさせてあげられるような夫婦生活を送れるよう、ぜひ頑張ってみてくださいね。
それでは、次回もお楽しみに!

2017.12.23

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記事を書いたのはこの人

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Written by 深月あかり

「好きなことを仕事に」をモットーにフリーランスで活動中。現在は講師業をメインに演技指導、アイドルのダンスレッスン、振り付け等を行っている。その他、役者・タレント活動、イベント企画など多方面でエンターテインメントに携わっている。ツイッター ※ https://twitter.com/yuchachaso プロフィール等 ※ http://shibainomachi.com/2017/07/21/0265/

三井みちこ

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