珍しい名字の人が得してること・損してること
今日の主役は、珍しい名字の人です! 古今東西、本当にたくさんの名前がありますが、今日は「この人の名前、なんて読むのかしら?」と誰もが思いそうな名字の方々にお話を聞いてまいりました! 人知れずの苦労や、羨ましいと思っちゃうエピソードまで集めましたよ~。さっそく見てみましょう!
得してる! と思っていること
自己紹介のネタに困らない
毎回ネタに困る自己紹介は、名字をネタにしておけば難なくクリア。掴みもオッケー!
レストランで待つときに呼ばれ間違いが少ない
ファミリーレストランで待っているとき、同じ名字の人がまずいないので呼ばれ間違いが少ない。ただし、うっかり名字を漢字で書いてしまうとスタッフの人が読み間違いをして聞き流してしまうことも。
名前を憶えてもらいやすく、仕事で有利
営業職や接客業では、いかに早く得意先の方に自分の名前を覚えてもらうかが勝負のカギ! 珍しい名前だとそれだけでアピールポイントになっちゃう。「珍しいから覚えているよ」と言われたら心の中でガッツポーズ!
イベントで芸能人に名前を呼ばれた!
芸能人のイベントで目にとまって名前を呼ばれる、なんていうラッキーハプニングも珍しい名字の特権! 芸名かと思ったでしょう? いいえ、これ本名なんです。
ご先祖さまの特定がしやすく、由来を楽しめる
一度は思う「私の先祖さまって何やっている人だったのだろう?」という疑問。珍しい名前なら、ご先祖さまの特定もしやすかったりして。筆者の知人は、「とある島根県の神社の刀鍛冶の一族」だったとのこと。なんだかカッコいいじゃないですか……。
損してる! と思っちゃうこと
居場所や近況がすぐにバレる
新聞にフルネームが載ろうものなら、秒殺で自分のことだと特定されてしまう。SNSで本名登録したら即ヒット。たまにはひっそりと暮らしたいと思うことも。
ハンコを買うにもオーダー一択
既製品のハンコなんて、まずございません。認印だって、イチからオーダーメイド。いつか百円均一にお世話になるのが夢なのです。
番外編
嫁にいきたくなくなる
人とは違う珍しい名字に生まれると、結婚するときに名字が変わることに強い抵抗感を覚えてしまう。もはや自分の一部であるその名字が変わってしまうことは、自分の半身を切り落とされるような恐怖までも覚えてしまったりして。職場では旧姓のままでいたりする方も、結構いらっしゃるようです……。
いいことばかりではないけれど、この名字を愛してる!
いかがでしたでしょうか? お話を聞いたみなさんの大多数が、「珍しい名字ってお得!」と胸を張って断言されていました。自分の名前を自慢できるってすばらしいことですよね。筆者が特筆したいことは、お話を聞いたみなさんは共通して、子どものころにその名字の珍しさゆえにイジメの対象になったという悲しい過去をお持ちだということです。それを乗り越えてその名に誇りをもっているみなさんのしなやかさに、筆者は感服したのでありました。珍しい名字の人たちは、名前だけでなく生き様までカッコいい人たちでした。