「女子」だからというだけで得意だと思われがちなこと4選
「女子」だからできて当たり前でしょ? って思われていること、けっこうありますよね。ときには理不尽できゅうくつな思いをさせられたり、怒りすら覚えてしまったり……そういう感情を現代を生きる女子のみなさんは多かれ少なかれ経験したことがあるかと思います。
今回はそんな、筆者の周囲でもよく耳にする「女子」だからこそのちょっとした不満を集めてみました。
1. 料理
「女子」だから、料理が得意なのは当たり前! という風潮は、まだまだ根強く世間に残っているようです。ですが、人に得手不得手があるのは当然のこと。「女子」だという理由だけでみんながみんな料理が上手だとは限りません。それなのに「え、自炊してないの? 女子なのに? え、なんで?」としつこく聞いてくる男性にはウンザリしてしまいます。別に料理が得意じゃなくたっていいじゃんか……私は他にできることだってあるし……と言い返してやりたいですが、開き直っていると思われるのもしゃくで結局なにも言い返せなかったり……。
2. 掃除・片付け
「女子」だからってだけで、いつも部屋がきちんとしているなんて思われてはプレッシャーですよね。整理整頓が苦手な人だっています。努力しているのに、「○○さんの机っていつも散らかってるよね……女子なのに……」なんて他人に指摘された日には、火山の大噴火のごとく頭から火を噴いてしまいそうになります。
「女子」に生まれたからといって片付け上手だなんていう偏見は、私たちを息苦しくさせるだけですので勘弁して頂きたいものです。必要なときにはちゃんと自分で片付けるからほっといて! と言ってやりたいですよね。
3. 子どもの相手
女の人は母性を生まれつき持っている……なんていうのも、迷惑はなはだしい神話です。「女子」であるという理由だけで子ども好きだなんて思われては困ります。
特に身の回りに小さな子どもがいない人などは、どう接してあげたらいいのか分からないですよね。泣き声などにも慣れていないし、「子どもって苦手かも……」と思ってしまうのは仕方のないこと。それなのにちょっと対応に困った素振りを見せただけで、「え、女子なのに子どもに冷たいんだ……」なんて勝手な認定をされたらたまったものじゃありません。
4. 細かい作業
お裁縫やあみ物など、手先を使う作業が得意じゃない女子だっています。「女子」にだって不器用な人がいるのは当たり前。それだって立派な個性であるはずなのに、たかがボタン付けができないというだけで「女子のくせにそんなこともできないの?」なんて鼻で笑われたりなんかしたら、その鼻の穴に針でも刺してやりたくなります。いや、実際にそんな過激なことできるわけないんですけどね……。
「女子」だから「女子らしい」ことがすべて得意でなくてはいけない、なんてことはないのです。真の女子力とは、自分がより自分らしく自然に快適に、そして前向きに生活していく力ではないのでしょうか。
人には得意不得意があって当然です。自分の得意なこと、好きなことを誇りに思って、胸を張って生きていきたいですよね。