通いたかった~!! フィンランドの学校生活がうらやましすぎる理由6つ
日本で普通に暮らしていると、日本の学校生活が当たり前のこととして感じられます。でも海外には日本のスタンダードから考えると、ずいぶんと画期的かつ思いきった学校があるものです。「これはうらやましい!」ときっと誰もが憧れてしまうのがフィンランドの学校。とにかく自由で、今までの学校という概念をくつがえされるレベルです!
今回はそんなドリーム感満載なフィンランドの学校のうらやましい特徴をお伝えします。
1: 各生徒に対して、個人のニーズに合ったアプローチがされる
日本では画一的な教育が優先されがちですが、フィンランドでは生徒ひとりひとりの個性と能力に応じたアプローチがされます。もし一人の生徒にできないことがあれば、教師はその子に対して個人レッスンを用意します。
また興味を持てない科目があれば、強制したりせず、読書や裁縫など他のことをすることも認められています。“生徒本人にとって有益なことを自分で選べるべき”という考えがあるのです。
2: 中学1年生(7年生)まで点数評価はされない
小学校に入ると、テストの成績や通知表が怖くなかったですか? 点数評価されるというのは、優秀な子にとってはモチベーションとなりますが、大多数にとってはプレッシャーなだけ。
でもフィンランドでは小学校2年生までは点数評価ナシ、3年生から中学1年生(7年生)までは先生が口頭で「もっと頑張ってね」「よくできました」と本人に伝えるだけ。点数が悪くて親から叱られるということはありえないのです。
3: 学校の授業にパジャマで参加することもできる
フィンランドの学校には制服がなく、好きな格好で行っていいのです。決まりはなく、たとえばパジャマ姿でもOK! 靴を履かずに校内を歩く生徒もよく見かけられます。
さらに教室ではソファに座ってもいいし、カーペットに寝そべっていてもいいのです(さすがに高学年になると違うようですが……)。天気が良ければ外の芝生で授業するし、なんだか自由過ぎやしませんか??
4: 社会に出て本当に必要となる実用性の高いことを学ぶ
学校にいるとき「こんなことを習って、何の役に立つの?」なんて不満を覚えた人もいるでしょう。それなりの理由があるのでしょうが、フィンランドの学校システムでは、変化のはやい社会で生きていくための知識やスキルを身につけることが重要視されています。
ですから、生徒たちはウェブサイトやポートフォリオを作るなんて言うのはお手のもの。国際的に活躍するための英語力も高いと言います。日本の学歴社会とはかなりアプローチが違います。
5: 学校で“お泊りパーティー”が催される
学校は退屈でつまらない場所……なんてフィンランドの子どもたちは思っていないでしょう。だって寝袋持参で学校に泊まり込み、パーティーをすることだってあるんですから! もちろん先生たちも一緒です。映画を見たり、夜もずっと遊んだり……そんな非日常的な体験は子どもたちにとってもいい経験でしょう。
6: 図書館に“読書犬”がいて、一緒に本を読んだりできる
フィンランドの図書館には特別に訓練された“読書犬”なるものがいて、子どもたちが本を読むのをおとなしく聞いてくれたりします。ワンちゃんと一緒なら、本を読むのもどんどん好きになりそう! 子どもたちが図書館好きになり、ひいては読書好きになるのも納得できます。
フィンランドの学校は完全無償化されており、どこでも質の高い教育を受けることができると言います。ひとりひとりのニーズや個性に合った教育を提供してくれる学校システム、自由度が高くてうらやましいと思いませんか。