確かに正論だけど…「思わずムッとした」友だちのアドバイス3つ
仕事で行き詰まったときや、人間関係や恋愛がうまくいかないとき、仲良しの友だちに相談してアドバイスを求めることってありますよね。しかしそのアドバイスが自分の求めているものとズレていたりまったく違うものだったりしたときは、スッキリするどころかモヤモヤが倍増してしまいます。それがたとえどんなに正しい意見でも、受け入れられないこともあります。そんな友だちの、「正論なんだけど思わずムッときてしまう」アドバイスの例を集めてみました。
正論だけど…思わずムッとしたアドバイス
1: 恋人のグチを話したら「そんなに嫌なら別れればいいじゃん」
どんなに大好きな彼氏でも、ケンカをしてしまったりすることだってありますよね。恋人との関係は常に1対1なので逃げ場がなくて、誰かに相談したくなったりグチをこぼしたくなるときだってたまにはあります。ただ、ちょっと彼氏の嫌なところを話しただけで「そんなに嫌なら別れちゃえばいいじゃん」とかんたんに言われると、ムカッときちゃいますよね。「いやいやいや、別れたくないから相談してるんじゃん!」とツッコミを入れたくなりますが、自分が話を持ちかけた手前なにも言い返せなかったり……。
2: 悩んでるから相談してるのに…「気にしなきゃいいじゃん」
誰かに言われたちょっとしたひとことにめちゃくちゃに傷付いて、「もう明日から生きていけない……」みたいな暗い気分になってしまうことってたまにありますよね(まあだいたい生きていけるんですけど)。そんな真剣に落ち込んでいるときに、「そんなの気にしなきゃいいじゃん」と軽く返されると、「いや、確かにその通りなんだけど、それができないから今あなたに話してるんじゃん……」と、なんともやるせない気持ちが込み上げます。そうなんですよね、気にしなきゃいいのは自分が一番分かってるんですけどね……。そんなにうまく自分の気持ちをコントロールできたら苦労しないですよね。
3: これ以上どうがんばったらいいの…「もっとがんばりなよ!」
自分のやれることをもう精一杯がんばったけれど、それでもうまくいかなくて落ち込んでしまって、がんばる方向性すら見出せないときに、「もっとがんばれるでしょ! ちゃんとしなよ!」なんて言われるともう気分は奈落の底です。励ましのつもりで言ってくれているのは分かっているけれど、「これ以上がんばれない!」ってときにそう言われちゃうときついですよね。ただ優しく「あなたは頑張ってるよ」と認めてほしいだけだったのに、なぜもっとここで追い詰められなきゃならないんだ……と残りわずかな気力も砂のように消えていきます。お願いだからそっとなぐさめてください……それだけでいいんです……。
いくら正しいことを言われても、それに従えないときだってあります。正論に押しつぶされてしまう人だっているのです。誰かにアドバイスするときは、そのことを頭の片隅に置いてちゃんと優しく接してあげたいですよね。