残念すぎる……「美しい」とはほど遠い、浴衣NGスタイル4つ
夏祭り・花火大会・納涼船など、夏のイベントにぜひ着ていきたい浴衣! 近ごろでは、お手ごろな価格で手に入れられるものもあって嬉しいですよね。せっかくの浴衣ですから、美しく着て行きましょう!
そこで、浴衣のNGスタイルの確認です。
【NGスタイル1】 砂時計シルエット
浴衣をキレイに着るには、ずん胴体形に補正する必要があります!
この補正をしないで浴衣を着てしまうと、帯の所で“くびれ”が出てしまい、砂時計のようなシルエットに……! ストンとした浴衣らしいシルエットが作れなくなってしまいます。キュッと締まったウエストのアピールは、お洋服や水着のときにとっておきましょう。
【NGスタイル2】 幽霊スタイル
浴衣なんて、めったに着ないので「あれ右、左……。どっちを前にするんだっけ?」と混乱しますよね。正しい着方は、右側をまず心臓の方に持ってきて、左側を重ねる順番です。「左前」「右前」と言いますが、言葉だけですと「結局どっちが先? 手前?」とわからなくなってしまうので、私は「相手からみて“y”」と覚えています。
逆にしてしまうと死装束になり、幽霊さんになってしまいます。みんなで浴衣姿で写真を撮ったとき、1人だけ逆だと恥ずかしいのでご注意!!
【NGスタイル3】 足元だけ現代風
浴衣って、じつは歩きにくいんですよね。洋服に慣れていると足さばきが不便で……。しかしながら、浴衣の丈はくるぶしが見えるか見えないか程度で着るものです。歩きやすいからと、丈をあげすぎないように気をつけましょう。
また下駄も履きなれていないのでつらいですが、サンダルやクロッ●スに合わせてしまうのは、少しもったいないかと。
【NGスタイル4】 透けてる! 透けてるよ!
最近は浴衣用の便利なインナーを利用する女子が多いと思います。ただし、この浴衣用インナーを使えない色の浴衣もあります。それは、ずばり! 淡い色の浴衣!
淡い浴衣の奥にぼんやりとインナーが透けるのは残念。少し暑いですが、浴衣の下に襦袢を着て、きりりと着るのが美しいですね。襟元から白い襦袢の襟が覗くとおしゃれです。
結論!
浴衣は忍耐と体力で着るべし!! これぞ女子力! です。浴衣姿で登場するとまわりは喜んでくれますが、「暑い」「動きにくい」「下駄がつらい」「大きな荷物が持てない」……など、着ているほうはかなり過酷ですよね。少しでもつらさを緩和するには、会場に一番近い友だちの家で、着付けをさせてもらうなどの工夫がオススメです!
また、浴衣を着たあとは、できるだけ早くお手入れをすること! かなり汗をかいていますから、放置すると浴衣がいたんでしまいます。では、美しく着こなした浴衣で艶やかに、夏を楽しんでください。