わざわざ行きたい東京絶品パン屋! 驚きのこだわりを全方位から調査!! 【前編】
こんにちは、スカイダイビングを夢見る、渡辺早織(@w_saori)です。
みなさん、パンのおいしい季節がやってきましたよー! 今日のテーマは“春のパン祭り”特集!!
陽気な春の日に公園でパクッとかじりつくパンは、いつもより3割増しでおいしく感じます。
まさに圧倒的なポジションを確立しているパン市場ですが、今とってもオシャレでスイーツのような上質な菓子パンを出すお店が増えていますよね。
なかでもクロワッサンやデニッシュ、パン・オ・ショコラなど生地を薄く伸ばして層にした菓子パンを“ヴィエノワズリー”というのですが、そのヴィエノワズリー流行の火付け役となったお店である「Boulangerie Sudo(ブーランジェリースドウ)」に、今回は特別にインタビューさせていただけることに……!!
その超人気店をナビゲートしてくれるのは……?
以前、スイーツ食べ歩きコラムにもご協力いただいた、人気スイーツブロガーのあまいけいきさん! 数々のヴィエノワズリーを食べ歩いたあまいさんですが、ブーランジェリースドウのパン・オ・ショコラがNo.1なのだそう!
そして今回は、なんとスペシャルゲストが……!
パティシエであり、ブーランジェリースドウの須藤秀男シェフとも親交のある江森宏之さん! 渡仏後、表参道のアイススイーツ店グラッシェルのシェフとして活躍したのち先日イタリア、ミラノで行われたジェラートのワールドカップにて日本代表として参加し、優勝したという凄腕の方です。
こんな大御所の方々のなかに混じってしまった素人丸出しの私ですが職人さん同士の熱くて深いお話にとっても感激!! パン好き、スイーツ好きの人はマストチェック!!
シェフ須藤さん×パティシエ江森さんの貴重な対談は、Googirl独占です!!
ヴィエノワズリーの原点、ブーランジェリースドウでインタビュー!
世田谷線松陰神社前駅からすぐのブーランジェリースドウ。少々行きづらい場所にあるにも関わらず連日多くの人が押し寄せる超人気店。
焼きたてパンの香りが漂うおしゃれな店内には
どれもおいしそうなパンがずらりと並び
目移りしてしまいますが……
ありました! こちらがヴィエノワズリー!!
美しいその姿にうっとり。ということで、さっそくみんなでいただきます!
ココナッツの生チョコとフランボワーズのデニッシュ。わぁ~……! とおもわず声がもれる一同。
パリパリのデニッシュ生地、芳醇なバターの香り、そしてなかのフィリングは上質なスイーツそのものでそれが一体になる幸福感たるや。完璧です。
あまいけいきさん(以下: あまい): ヴィエノワズリーと言えば、スドウさんのイメージですよね。
江森宏之さん(以下:江森): ヴィエノワズリーが今日本にあるのは須藤さんのおかげだと思っていますから。
須藤秀男シェフ(以下: 須藤): 自分自身はパティシエ出身なので、お菓子屋さん目線でヴィエノワズリーをスタートしました。お菓子屋さんの見せ方とパン屋さんの見せ方って違いますから。
渡辺: だからこんなにケーキのように華やかなんですね!
須藤: 目で楽しめて食べて楽しめるパン屋というのがモットー。「おいしそうに見せる」というお菓子屋さんの優れている部分をいかに追求し、自分の店に取り入れるかが重要なんです。パンの場合だと、色であったり焦げ目のコントラストであったり、立体感や1つ1つのパンの動きなど。
渡辺: おいしそうに見せるために具体的にしていることは?
須藤: 洋梨に焼き目をつけてデニッシュにのせたのはたぶんうちが初めてじゃないかな。
江森: それは本当ですよ。フルーツの水煮をそのままのせるとおいしくなさそうに焼きあがっちゃうんですよね。
そもそもパン屋さんって、フルーツの水煮は業者さんから買ってのせるだけ、という仕事の内容が普通だったんだけど須藤さんはすべて自家製。お菓子屋さんがするフィリングに加工してのせている。
今までやる人がいなかったんだけど、 一手間加えるお菓子屋さんのテクニックをもったパン屋さん。
渡辺: メインとなるパンの生地以外でもそこまでこだわってるなんて、正直びっくりです!
後編は、さらに驚きの連続!? こだわりの生地作りを大胆公開です!
後編につづく!
▽ Boulangerie Sudo(ブーランジェリースドウ)
東京都世田谷区世田谷4-3-14
03-5426-0175
営業時間: [火~土] 9:00~19:00
(休日はブログにてご確認ください)
▽ あまいけいき
食べ歩きの達人たちによるオールスターチーム「たべあるキング(通称: たべキン)」のメンバー。ZIP!、ヒルナンデスなどテレビや各種メディアで活躍中の大人気スイーツブロガー。
▽ あまいけいきのスイーツブログ
▽ 江森宏之
フランスにてフランス国家最高職人 MOFの資格をもつシェフのもとで2年働いた後、横浜「ベルグの4月」、表参道「グラッシェル」にてシェフを務めた。 現在は新店舗の準備中!