美しすぎる記者! 現役女優で記者の大木亜希子さんに今を生きる女性のあり方をインタビュー!【前編】

2016.04.15

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こんにちは、めっきりスカートを履かなくなった、渡辺早織(@w_saori)です。

さて今月のインタビューは、この方!!

なんとも美しい彼女は、現在ニュースサイト「しらべぇ」で記者、営業をしている大木亜希子さん。そんな亜希子さんは、なんと会社員でありながら現役の女優で、元SDN48という異色のキャリアを持っている。
彼女は激動の人生をその強いまなざしで語ってくれました。

「身分不相応なお金と仕事をいただきました。でも全部なくなったんです」10代でビッグチャンスを手にして、10代ですべて失った。しかし、そう話す亜希子さんの目はキラキラと輝いている。いったいなにが彼女をこんなにも前へ進めてきたのか? そして彼女にしか伝えられない今を生き抜く女性の術とは!?

おもしろいお話をたくさんしていただきました!
ぜひインタビューをお楽しみください!

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最初に芸能をはじめたのは?

亜希子さん(以下 亜希子): 15歳の頃、双子の姉と大手芸能事務所に声をかけていただいたのがきっかけ。
“自称プロミュージシャン”とかいうじゃないですか。入ったその日から“自称女優”みたいな感じで、ドラマでのバーター出演や、すぐに雑誌にも載ったりいいお仕事もたくさんいただいたんですよ。

渡辺: それってすごいですね! 期待されていたということですよね。

亜希子: 千葉のただの娘が双子でぽんと芸能界デビューをしてありがたいことに実力はなくてもお仕事はいただいて、芝居はうまくなくてもドラマに出る。

渡辺: 順風満帆に見えますが……?

亜希子: でもこれで本当にいいのかなと思って。19歳のとき、仕事はいただいたら喜んでするけれど、それ以外はずっと超暇。オーディションでも下の年齢の女優がでてくる。芸能一本って本当に精神的に不安だったんです。その時期が一番しんどくて、19歳を私たちは“魔の期間”って呼んでて(笑)。あれ? このまま山手線に飛び込もうかな? なんていうくらい不安だったんです。
そんな中、今度はSDN48っていう20歳からのアイドルグループにある日急に入っちゃったんですよ。SDNは、元秘書の女性やエレベーターガールの女性などアイドルをやりたかったけど年齢的にあきらめていた子たちがガチンコでラストチャンスをかけてアイドルをやるというコンセプトのグループで。

渡辺: え!? 女優から急にアイドルに!?

亜希子: でも、私たちはドラマに出演したりしていたからSDNに入ってからも、当時ついてくださったファンの方に「なんでそっちに行ったんですか?」って手紙が送られてきたり先輩からは愛のムチで「今までのキャリアは全部忘れてね」って言っていただいて。
普通にしていたら女優ぶっているように見られるし、やってこなかったから歌も踊りも死ぬほど下手だったんです。

亜希子: 今まではSNSも持たずに寡黙に女優をやってきたけど、ある日急に会いに行けるアイドルになったから、そうすると当然自分の中でせめぎ合いがうまれて、本当の自分はどこにいるんだろうって悩みましたね。

アイドル時代に苦労したことは?

亜希子: そのときよく覚えていることが、1日のうち13時間くらい踊ってたんですよ。待ったなしで踊りすぎて、ご飯を食べるときも箸をもつ手が震えたり。

亜希子: でも、踊っても踊ってもやっぱりちょっとやそっとじゃうまくならないんですよ。ステージに立つときまでに全然うまくなれなくて、自分のライブに先輩が踊りにだけきてくれたりとか……。

亜希子: 必死で歌って踊っても認められなくて選抜もあるのに、歌もダンスも劣等生だったから選ばれないこともあって。精神もぐちゃぐちゃだった。

アイドルをやって女優の時代には感じなかった気持ちの変化は?

亜希子: アイドルの仕事として握手会がたくさんあって、そのときに、女優のときには感じなかったファンの人の大切さを知ったんです。ファンの方から「テレビドラマで見ていたとき、どんな人かわからなかったけど、会えるようになって頑張れって思うようになった」って言ってもらえて。

亜希子: ファンの人はこう思ってくれてるんだ。積極的に発言をしたらファンの人に届くんだっていうことを実地で経験していったんですよね。

渡辺: 葛藤がある中でもちょっとずつ良い変化がうまれていったんですね。

亜希子: がむしゃらにやっていたら、そのころにはAKB劇場も100回くらい立ってようやくなれてきてNHKの紅白にも出させてもらって。でもある日急に解散になっちゃったんです。本当に突然。

亜希子: 卒業してからは双子でボーカロイドの曲でデビューもさせてもらって。東京中のライブハウスはまわったんじゃないかって言えるほどたくさんライブをしたんです。当時の事務所の社長からお前らガテン系に実地を積む姿が見えると言ってもらえて。
夢とか希望とか言ってられなくて、とにかく頑張りましたね。

――アイドルを駆け抜けていた亜希子さん、記者になった理由は!?

後編につづく!

▽ 大木 亜希子
女優、アイドルを経てニュースサイトしらべぇにて記者として活躍中

2016.04.15

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記事を書いたのはこの人

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Written by 渡辺早織

女優、モデル 1988年1月19日生まれ 東京都出身 趣味 ジョギング、料理、旅行 ★日テレ『ZIP!』レギュラー出演中! ★Calbee じゃがビーCM出演中! ★クロレッツ CM出演中! 《略歴》 第5回ミスTGCグランプリ受賞 集英社『non-no』にてノンノフレンド、ノンノ専属モデルを経て、資生堂THE GINZAイメージモデルなどをつとめる ホンダカーズ中部CMキャラクターなど映画やCM等に多数出演 4/10(木)スタート ドラマ「BORDER」(テレビ朝日系)レギュラー出演中 facebook:渡辺早織 / Watanabe Saori ツイッター:@w_saori