世界最速でワクワクしながら夢を叶える方法とは? 『世界一ふざけた夢の叶え方』レビュー
「夢を叶えたいけれど、その努力がめんどうくさい。持続力がないので途中で飽きてしまう。それに一生懸命努力しても、自分の上に立つ人間はごまんといる……」――皆さんは、こんな風に悩んだことはありませんか? 筆者はだらしない人間なので、自分の夢のためであっても、努力を続けることが苦手です。でも、もしですよ? その夢を叶える過程がワクワクしていて楽しくて、そのうえスピードもあるならば、最高だと思いませんか? え? そんな夢の叶え方、あるわけない? いやいや、それがあるようなのです。
今回ご紹介したい本は『世界一ふざけた夢の叶え方』(ひすいこたろう・管野一勢・柳田厚志/フォレスト出版)という、世界最速で夢を叶える方法を伝授してくれる一冊です。よかったらこのコラムも、ワクワクしながら読んでみてください!
大切なのは「時間・空間・仲間」!
本書は、元赤面症会社員で、現在はベストセラー作家として活躍する、ひすいこたろうさん・元プータローで、現在は100億円企業の創業者、情報企業のパイオニアでもある、菅野一勢さん・元出版社ぺーぺー社員で、現在は大好きなサーフィンをしながらネット界のプロデューサーをしている、柳田厚志さん……まったく普通の人であったこの3人が、世界最速で夢を叶える方法を教えてくれます。3人が出会って1年後、彼らは大きく人生を変えています。
その方法とは一言で言えば、「仲間と一緒に、夢をノートに書き、その仲間と定期的に会って励まし合う」ことでした。
同じ志を持つ仲間とともに
3人は、偶然の出会いを経て仲良くなります。それから居酒屋で「夢を語り合い、絆が深まったあたりで紙に自分の夢を描き、それを見せ合い、その夢がどんなに無茶で大きなものだと感じられても、やさしく相手の目を見て“お前ならできる!”と言い合い、紙に書き合う……」ということをしていました。そのあとも月一回程度、定例会を続け進捗状況や抱えている悩みをシェアし合い、仲間の夢実現のために、自分ができることを伝え合ったり応援したり……を続けていました。
一人一人が夢を叶えていった過程を読むと、3人とも大きな志を持っていて、じつはすごく努力をしていたことがわかります。しかし、どんなときもよきライバルがいて、信じてくれる仲間がいる彼らは、モチベーションがさがることがありませんでした。
夢を世界最速で叶えるキーワードは「仲間」なのかもしれません。熱い志を持って、私も頑張ろう! と励まされる一冊です。もっと具体的な方法を知りたい方、ぜひ本書を読んでみてくださいね。