もはや笑えない! 私が職場で遭遇したアラサー女の恐ろし行動~秘書編~
職場の人間関係とは、複雑で一筋縄ではいかないというのが現実ですよね。とくに女どうしとなると、よりその複雑さが増すもの……。
そこで今回は、筆者が以前秘書として働いていたときに遭遇した、アラサー女子たちの驚き行動についてご紹介したいと思います。
勘違いだらけの「女アピール」をするイタい先輩社員
当時私より3歳年上の独身先輩社員Aさんは頭の回転もはやく、器用な人気者タイプでした。担当役員とは付き合いも長く、彼女への信頼もあついもののようでしたが、性格的にはかなり難ありの強者。簡単にいえば、ちやほやされたい姫体質といったところでしょうか。
そんなある日、彼女はいつものように優雅に遅刻をして出社。私は挨拶をしようと彼女に目を向けると、そこには驚愕の姿が……。なんと白いワイシャツの下には、ピンク色のブラジャーがスケスケ状態。しかも巨乳な彼女の場合、ブラのカップの大きさがセクシーをまるで超え、ごついヨロイのようにしか見えない。
驚いた私は「Aさん、あの……」と胸に目線を送るものの、まったく動じない彼女……。というよりも、気づかれたことにご機嫌なほど。男性社員が多かった職場ということもあり彼女の女アピールはよく暴走していたものでしたが、力のある役員の秘書をつとめる彼女にモノを申せる者など誰もいませんでした……。
隣同士なのに、メールで文句をぶつけあう女たち
この会社では、部ごとに秘書が2~3名つくかたちでしたが、私の場合上述したAさんが仕事上のパートナーであり、二人で仕事をまわすことが常。死ぬほど気をつかいながら、なんとか彼女とはうまくやっていたのですが、そんなある日Aさんからこんな言葉が……。
「女同士って難しいけど、私たちは本当にうまくやってるよね。あそこなんて最悪らしいからね」そんな言葉をきいた私は、怒りよりも彼女の鈍感さにがくぜんとしました……。
そしていつも仲よく仕事をしているように見えたほかの部署の秘書二人を思い出します。話をきくと相当な険悪ムードらしく、隣同士にもかかわらずメールで相手に対する仕事のダメ出しや文句を送りつけ、相手はそれに応戦するという攻防戦を毎日繰りひろげているとのこと。思わず「くわばら、くわばら」と心のなかで唱えた瞬間でした。
悪魔と天使を使いわける女たち
男性が多い職場ということもあり、秘書の皆さんのこびはかわいい天使のように見えますが、実際は非常にやり手で計算高いものでした。彼女たちの反感を買えば逆襲が待っています。
筆者は「目立たぬよう、謙虚に……」がスローガンだったので、ここでの人間関係を難なく切り抜けられましたが、なかには容赦なく彼女たちにきばをむかれた新入りもいました。