「結婚した方がいいよ~」「早く子ども産んだ方がいいよ~」と上から目線で言われたときのかわし方
以前、「早く結婚した方がいいんじゃないか」「産めないのか」などという都議会でのヤジが大きく話題になりました。言われる側のアラサー女子にとって、このセリフは大問題ですよね。
上から目線への対処法!
「早く子ども産んだほうがいいよ~!」というセリフもヤジと同様ですね。言う方は親切心からだったり親身に忠告しているつもりでも、悩んでいる人にとってはグサグサと刺さって辛いひとことです。しかもその発言をしてくる人が上から目線だとなおさらイラッときますね。
自分が体験したからといっておせっかいに上から目線ですすめてくる既婚者に対して、イヤな思いをなるべくしないでどうかわせばいいのでしょうか? その対処法をまとめました。
「そうだよね~! 早く結婚したほうがいいよね~」
――と、あえてたんたんと同調する。そもそも、早く結婚した方がいいとか早く子どもを産んだほうがいいとか言ってくる人は、自分たちが圧倒的に正しいと思っています。そこで反論しても100倍くらいになって感情論がかえってくるだけなのでお話になりません。実際ひとかけらも思ってなくても「そうだよね~、早く結婚しないとね~とは思ってるんだよ」などと適当に同調してしまいましょう。相手は反論するとエスカレートしますが、たんたんと相手の意見に同調すると案外それ以上言ってこないものです。
また、そういった話題を振ってくる人はコミュニケーションのひとつとして言ってきているだけだったりします。じつは自分の体験談を言いたいだけの場合もあるので、「◯◯さんが結婚できたコツ(出産できたコツ)が知りたいです!」など相手に興味を持っている姿勢を見せて、勝手にしゃべらせておきましょう。
「そういう考え方もありますよね」
――と答える。「この人は結婚できない事情や妊娠できない体質かもしれない」と考える配慮ができる人なら、そもそも無神経な発言は出てきません。自分を基準にしか考えられない原因の人には、配慮を期待してもムダです。
言葉や宗教の違う外国人を相手にしていると思えば少しは腹も立たないのではないでしょうか。あれこれ言われたら「そういう考え方もあるんですね! なぜそう思うようにいたったのですか?」と質問を返してしまうのがベストです。あなたへの忠告や追求から自分の自慢話にシフトしてくれるでしょう。
おわりに
誰しも人から言われたくない言葉ってあるものですが、同じことを言われてもグサッと傷つくときと案外平気なときがあると思いませんか? 彼氏とラブラブのときに結婚のことを言われても不安にならないけれど、ギクシャクしているときに他人から結婚のことを聞かれたらちょっとイヤな気分になりますよね。
また、結婚や子どものことよりも、目の前の仕事や人間関係でトラブルを抱えていたとしたら、ほかのことで指摘されると自信をなくすネガティブスパイラルにハマっている可能性もあります。
私はなぜこんなにこの言葉に傷ついたんだろう? と考えてみることで、じつは違う心理が見えてくるかもしれません。ただ言われっぱなしになるのではもったいないです。それを機会に自分の心のなかと向き合ってみるのもいいかもしれませんね!