天才ピアノマン『ビッケブランカ』、東名阪ワンマンTour開催で絶賛「裏声」中!! 8月30日渋谷公演へ急げ! 【後編】
さて前編では、ピアノと裏声がとにかくすごい『ビッケブランカ』の魅力に迫ってまいりましたが、後編ではいよいよワンマンTOUR『GOOD LUCK TOUR 2015』の様子をお伝えしていきます!
夢見心地でビッケブランカとタップ、タップ!
「余裕あるクールな天才肌のお兄さん」という印象のビッケブランカ。彼がこれまでいろいろなところで見つけてきたドラマを映写機で映し出しだすように、歌い奏でていきます。
その様子はとても自然で、「歌ってます」感がまるでない。ここまで肩肘張ることなく音楽・歌・ピアノとともに生きているアーティストには、初めて出会ったかもしれません。彼にとって音を生み出すことは生きること、呼吸することとなんら変わりがないのであろうことがうかがえました。「三度の飯より歌い、奏でることがこのうえなく好き」といわんばかりに幸せそうに歌う姿に、「やっぱり彼は天才だ!」という鳥肌モノの確信とともにこちらまで幸せに。終始、まるで彼が作り出すオーロラのうえを観客みんなでキャッキャいいながら身をゆだねているような夢見心地でした……。
CDも案外息づかいとか聴こえたりしていいですが、やっぱりライブの臨場感はたまりません!
天才も、たまには27歳の青年
ただそんな彼にも意外な一面が。それはご本人いわく「わりと最近」という失恋をかいた曲を歌ったときのこと。これまで余裕一色だった彼が急に、等身大の「恋に敗れた青年」になって自分を慰めるように歌いはじめたのでした。しかし中盤をすぎるとまたもとの彼へ……。まるで一瞬だけ姿をみせる夕焼けを見たときのような、すこし得した気分に。クールなオシャレボーイのこういったギャップに世の女性は弱いもの。Googirl読者の皆さまもついついやられてしまうハズ……。
言葉の魔術師の「ありがとう!」
ビッケブランカの楽曲の大きな魅力の一つが、その「歌詞」。洋楽のようにふむ韻やウィットにとんだ言葉遊びのような言葉のチョイスがサウンドに見事にハマっていて、聴いていてとにかく心地がいい。あまりに日本人離れしたハイセンス加減に、はじめて聴いたときは「きっと東京生まれの帰国子女で、『渋谷あたりの大学に通ってました』タイプのアーティストさんなんだろう」なんて思っていました(ぜんぜん違いました)。
そんな言葉づかいの魔術師でもあるビッケブランカ。MCでも言葉選びがとってもスマート。一文字一文字をていねいに発音して話し、普段から言葉に敬意をはらって大切に使っていることがわかりました。後半、なんどもファンへいっていた「ありがとう!」も、連発してもけっしてしてムダづかい感がなく。心からの素直な思いに筆者も心から「来てよかった! また来たい!」と笑顔に。
公演後、まさかのご本人フラリと登場!
一体感で満たされた会場は、クライマックスをむかえてテンションMAXに。あの『ファビュラス』では、PVではすっかりおなじみの華麗な足さばきとダンスを堪能し、ファンも一緒にジャンプにタップに全力で音楽にノっていました。そして曲が終わって会場が蒸気で白く煙り、ライトに照らされて気持ちよさそうに天を仰ぐ彼の姿は最高に美しかった……!
最後には素敵なアンコール曲も聴くことができ、興奮冷めやらぬなか公演は終了。名残惜しすぎる気分のなかで、とっても可愛いTOURグッズ・スマホケースをゲットしていると……会場後方からまさかのご本人が登場! よっていくファン一人ひとりに丁ねいに対応する姿をみてまた感動! 筆者もあわてて感動を伝えに! 握手もしていただけました!
8月30日『GOOD LUCK TOUR 2015』渋谷公演へGO!
さて、『ビッケブランカ』の魅力と筆者のあふれんばかりの感動――伝わりましたでしょうか?
また、なんとこのライブの最中には@FM(FM AICHI)『POWER COUNTDOWN A100 / TOP 100 HIT CHART』で見事1位となったことも発表されました! すでにこの前にZIP-FM『Z-POP COUNTDOWN 30 LATEST CHART』の1位も獲得しており、これで愛知では見事2冠を達成したことに! もうご本人も会場も大盛り上りでした。
こんなファビュラスすぎるビッケブランカの『GOOD LUCK TOUR 2015』。まだ8月30日にも渋谷公演が! 気になった方はぜひ、情報をチェックして夏最後に最高の思い出を飾ってください!
ファビュラスにはじけるピアノと裏声に生でふれられたら、「トンストンストーン!」と。――なんともファビュラスな、新たな人生の旅路へと送りだしてもらえることまちがいなし!! です!