渡辺早織@cinema オススメ度NO.1! 今月の絶対観るべき映画『海街ダイアリー』
こんにちは、渡辺早織(@w_saori)です。 梅雨の季節、何して過ごそう?雨だから外を思う存分歩き回れないけれど家にいるのも退屈。そんな時には映画館にいくのはどうでしょうか。映画館って、忙しい日々の中で組み込むことに少し難しさを感じる人もいるかもしれませんが、一度いくと、その劇場の魔法にかかってまた足を運びたくなるもの。そして色々な物語にふれると何より心が豊かになります。
最近、話題の日本映画といえば、『海街ダイアリー』を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。カンヌ国際映画祭の長編コンペ部門にノミネートされたことで多くの注目を集めたこの作品。そして一番気になるのは、四姉妹がメインのこの物語のキャスト!綾瀬はるかさん、長澤まさみさん、夏帆さん、そして広瀬すずさんの四姉妹の物語なんてもうそれだけで覗き見たいですから。
大ファンの是枝監督の作品ということで私も公開を待ちに待っていたのですが、ついに観てきましたよ〜!!想像以上に何倍も何倍も素敵でした…!!!
あらすじ
両親を許せない長女と、自分を許せない四女。それぞれの想いを抱えながら、四人が本当の家族になっていく一年間の物語。眩しい光に包まれた夏の朝、鎌倉に住む三姉妹のもとに届いた父の訃報。十五年前、家族を捨て、その後、母も再婚して家を去った。父の葬儀で、三姉妹は腹違いの妹すずと出会う。三姉妹の父を奪った母は既に他界し、頼りない義母を支え気丈に振る舞う中学生のすずに長女の幸は思わず声をかける。「鎌倉で一緒に暮らさない?」しっかり者の幸と自由奔放な次女の佳乃は何かとぶつかり合い、三女の千佳はマイペース、そんな三姉妹の生活に、すずが加わった。季節の食卓を囲み、それぞれの悩みや喜びを分かち合っていく。しかし、祖母の七回忌に音信不通だった母が現れたことで、一見穏やかだった四姉妹の日常に、秘められていたトゲが見え始めるー。
『海街ダイアリー』公式ホームページより引用。
実際に観てみると、あらすじの何倍も超えるお話が待っています。
鎌倉を舞台にしたこのお話。なんだかおだやかに波打つ海のようなお話でした。壮大でなんでも包み込む寛大さに似ていてとてもやさしくて穏やかなんだけれども、一方で 、人間の 手では簡単に覆せないその大きすぎる存在感にたじろいでしまうような。でも、本当にすごくじんわりと心があたたまる素敵なお話だったのです。
うーん、これは本当におすすめ!
見どころはずばり性格が異なる四姉妹!
まず冒頭のシーン、長澤まさみさんが登場するのですが、その天真爛漫なキャラクターが可愛すぎてさっそく釘付けになります(笑)
個人的に好きだったのは、三女の千佳を演じる夏帆さん。マイペースだけど、まわりのことはちゃんと分かっていて、どんな時でもニコニコ笑っているそんなキャラクターがとても魅力的でした。長女である綾瀬はるかさんのしっかりしていて普段は厳しいけれど、いざという時にみせる包容力に同じ女性ながらドキドキしてしまったり、四女の広瀬すずさん演じるすずの幼いからこその感受性の豊かさにハッとさせられたり、吸い込まれそうな瞳にきゅんとしたり。
みんながみんな違ったキャラクターで終わってみると全員がしっかり印象に残ってる。満遍なく人物模様が描かれていて素晴らしかったです。きっと誰かの一面に、この年齢の時はこんな感じだったなぁとか女性なら共感できるところがたくさんあると思います。そして最後には自分も頑張っていくぞって前向きになれるような明るい映画です。
ぜひ、気になる方はチェックしてみてくださいね!
『海街ダイアリー』 公式ホームページ