6月生まれの淑女へ捧ぐ ~6月女は無邪気で真っ直ぐ!~

やってまいりました、梅雨の時期。春から夏へ季節がうつろう美しい6月に誕生日を迎える淑女の皆さま、ハッピーバースデー! さて皆さま、6月のことをどのくらいご存じですか? 6月の異名は「水無月」。由来はさまざまですが、「地上にたくさんの雨が降り天に水が無くなるから……」なんて話もあります。そのほか「風待月」「凉暮月」とも呼ばれ、日本人らしい趣や雅致を感じますね。「○月生まれの淑女へ捧ぐシリーズ」の第6弾、今回は6月についてのお話をしましょう。


6月女の性格や傾向

梅雨生まれの女性はしっとり、たおやかな大和撫子なんて言われますが、皆さまいかがですか? さまざまな占いから総合して見ると、6月生まれの女性の基本性格は「好奇心旺盛なチャレンジャー」タイプのようです。感情の起伏が大きく、好き嫌いもはっきりしています。細かいことや隠しごとは苦手で、思ったことは口に出てしまいがち。ですがそれを無意識に、そして無邪気に発するため、憎まれない人物ともいえます。暗く見られることはまずありません。パートナーがいると、より実力を発揮できるかも! 6月生まれの代表的な偉人はヘレン・ケラー、女性芸能人は長澤まさみさん・山口もえさん・優香さんなどです。

6月女の○○

6月をあらわすものや、波長が合うとされる代表的なものをあげてみました。

誕生石

6月の誕生石は、ここぞのときに身につける人が多い「パール」。古代ギリシャでは愛の女神・アフロディーテの象徴として描かれ、女性的なイメージが濃くあります。パールの宝石言葉は「純粋無垢」。優しく気持ちを静めてくれる効果があるのだとか。また、「ムーンストーン」も6月の誕生石として有名です。柔らかい光を放つことから、月の光が固まってできたものだと思われていたようです。そんなロマンチックなムーンストーンの宝石言葉は、「純粋な愛」。宝石界での6月は非常に淑女度が高く、情緒的な雰囲気に溢れています。

誕生花

誕生花には、いくつもの説があります。6月の誕生花は、紫陽花が代表的です。紫陽花の花言葉は、「強い愛情・元気な女性」。ほかにもタイムは「勇気・活発」、グラジオラスは「愛の祈り・情熱的な恋・忍び逢い」などなど。

誕生色

石、花ときて、最後は色。原宿「伴治郎」が発信、情緒豊かな日本の色の中が選定されています。6月の誕生色は、「憧葛(あこがれかずら)」という名前のダールグリーンです。「さみだれが濡らしてきみはたおやかに葛の輝く緑。蓬、青梅……緑たちの競演がいま」色の背景に添えられている文章からも漂う風情、あぁ6月って素敵。

最後に……

うっとおしいとまでいわれてしまう梅雨ですが、作物の成長にとっては大切な梅雨。私たちにとっても、4月・5月の忙しさを労う恵みの雨になりますよう。

それでは次回、「7月生まれの淑女へ捧ぐ」コラムも、どうぞお楽しみに♪

2015.06.12

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記事を書いたのはこの人

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Written by 香 みちる (カオリ ミチル)

都内在住のジュエリーデザイナー。 好きな宝石はダイヤモンド。好きな香りはムスク。 趣味は乗馬、バイオリン、旅行、そしてSM。