渡辺早織@cinema 今月の女性なら観たい! 映画『駆込み女と駆出し男』でギャップに萌える!!
こんにちは、グラノーラがだいすき、渡辺早織(@w_saori)です。
みなさん、普段見る映画は邦画と洋画どちらが多いですか?
私はついつい洋画ばかり観てしまう方なのですが、それでも今回はこれが観たい! と思っていた映画がありました。
それが、『駆込み女と駆出し男』。
大泉洋さんが主演の映画なんてもう絶対に面白いに決まっている!
そしてだいすきな満島ひかりさんも出ている。
ということで公開されてまもなく、私も映画館に駆込みました!
あらすじ
質素倹約例が発令され、庶民の暮らしに暗い影が差し始めた江戸時代後期。鎌倉には離縁を求める女たちが駆け込んでくる幕府公認の縁切寺、東慶寺があった。ただし、駆け込めばすぐに入れるわけじゃない。門前で意思表示をした後に、まずは御用宿で聞き取り調査が行われるのだ。見習い医者でありながら、駆出しの戯作者でもある信次郎(大泉洋)は、そんな救いを求める女たちの身柄を預かる御用宿・柏屋に居候することに。知れば知るほど女たちの別れの事情はさまざま。柏屋の主人・源兵衛と共に離縁調停人よろしく、奇抜なアイデアと戦術で、ワケあり女たちの人生の新たな出発を手助けしていく――。
▽ 『駆込み女と駆出し男』 予告ポスターより引用
この映画のここが好き!
テンポの速さ
映画の導入部分からはじまる会話のテンポがとても速い。
そしてそれが不思議ととても心地が良いのです。
ラップを掛け合うような、芸人さんのコントのような、めくるめく速さで流れていく会話。
それが今の時代との違いを感じさせ、その会話の速さがせわしなく非情に流れていく江戸の時代のテンポ感を表すようで、そこにリアリティがあります。
気がつけば江戸時代へとタイムスリップをしたような気持ちに。
ご飯のシーン
食事シーンのシズル感がたまらない!
ふわ~っと釜から広がる湯気や、調理中のワクワクと心を動かす音。
そんなところもしっかりと盛り込まれています。
すべてのキャラにギャップ萌え!?
人というのはギャップを感じた瞬間に相手に惹かれるもの。
この映画の登場人物はみなさん美しいほどにギャップがあります。
大泉洋さん演じる信次郎は、駆出しの戯作者であり見習いの医者で、謙虚な性格でありつつも大胆ところがあったり。
満島ひかりさん演じるお吟は、勝気な美人芸者かと思いきや見た目のままだけではないところがあったりと……。
実はこんなことを言う人だったの!?
というセリフに思わずドキっとしてしまうところが盛りだくさんです。
江戸の言葉
この映画には当時使われていた言葉づかいそのままで会話が進むところがあります。
私はたまたま日本語字幕つきで見たのでわかりやすかったのですが、もしかしたら「あれ? これどういう意味だろう?」ということになるのかも。
なので、映画の公式ホームページにちょっとした語録が載っていたので、そこでちらっと予習してからいくとわかりやすいかもしれません。
最後に
離婚したいのにできない女性がいろいろな苦悩を抱えて訪れる駆込み寺。
これがテーマになっているだけにとてもずっしりと心に響くシーンがたくさんあります。
同じ女性として感じるものはひとそれぞれきっとあるでしょう。
どの時代でも恋愛に人は悩まされるもの。
いまの自分の生活と比較して、また明日からの自分を見つめ直す、そんな機会にもなるかもしれません。
女性としてこの事実はとても衝撃的であるからこそ、とても考えるものがあります。
ぜひ劇場に足を運んでみてくださいね!
▽ 『駆込み女と駆出し男』 大ヒット上映中!