わざとしているわけじゃない!? 女子の声のトーンが高くなってしまうワケ
学校や職場ではマジメなしっかり者。ところが、飲み会や合コンに出席した途端に変幻自在にキャラを操る女子を目にして、「いつもと声が違うじゃねーか!」と思わず突っ込みを入れたくなったことのある男性も多いのではないでしょうか? 「俺と接するときと声のトーンが全然ちげーよ!」などと思いつつ、なんだか腑に落ちない。猫をかぶっている彼女たちに辟易して、なんとなく不快に思うこともあるかもしれません。
一般的に女子の声のトーンが高くなるのは、単なるぶりっこや媚びだととられがちですが、実際に意識して声を変えている人はごくまれかも。それよりも「気づけば声のトーンが違っていた」というケースが多いようです。
そこでここでは、なぜ女子たちが、別の場に行くと突然声のトーンが高くなるのか、きゃぴきゃぴし始めたようにみえるのかについてご紹介します。
テンションが高くなっているから
「テンションが高くなっているときは声も高くなってる。反対にテンションはふつうのときとか低いときは、声も低くなる」(26歳/保険)
▽ 女性は勢いやテンポよく話せるときは、自然と声のトーンが高くなっているようです。わざとやっているのではなく、無意識に変わってしまっているというケースが多い様子。媚びや猫かぶりととられがちですが、自覚的にしているわけではないのです。
もしみなさんのなかで、「俺の前でだけ声が低いんだけど……」なんて思っている人がいれば勘違いの可能性もあります。「恋愛対象外」や「興味がないから」というよりは、「テンションがあがらないから」というのが理由かも。声のトーンをあげてほしければ、テンションのあがる話をふるようにしてみるといいかもしれません。
緊張しているから
「緊張すると早口で声のトーンも高くなってしまう」(22歳/学生)
▽ 緊張しやすい人のなかには、先輩や上司と話すときに声のトーンがあがるという人も。プレゼンなどの発表するシーンで声がうわずるのを避けるために、勢いで早口&声が高くなるケースもあるようです。
声を高くせずに話すことができているのは、よくいえば「心を開いている証拠」かも。緊張せずにフランクに接する相手とは声が高くならずにすむそうです。
気合いが入っているから
「落ち込み気味のときには声を張って気持ちを明るくもっていく。気づくと声が高くなっている」(25歳/アパレル)
▽ 「人は楽しいから笑うのではない、笑うから楽しいのだ!」という言葉がありましたが、楽しいから声が高くなるのではなく、楽しくするために声を張るという人もいるそう。
いつもと違う声のトーンになると、ついついびっくりしてしまいますが、もともと接する相手によってまったく対応が変わらないなんていう人はいないもの。ある程度の違いには目くじらを立てず「あー、またテンションあがってるなぁ」くらいに受け取ったほうが健全かもしれませんね。