可愛い or イケメンの友達と写っている写真ばかりをSNSにアップする人の心理と特徴
休日にFacebookをみると、タイムラインに並ぶのは男女仲良くうつっている飲み会の写真。パジャマのまま家に引きこもってネットサーフィンをしている側からしてみれば、人生をエンジョイしているように見える彼らの姿が眩しすぎて、「もうやめて……」と悲鳴をあげたくなります。が、よくよく見てみると毎回違う人とばかり写っていて、たいして親しくもなさそう……。Facebook上での絡み方もなんだか他人行儀で上っ面っぽい気が……。
可愛かったり、イケメンだったり派手で華やかそうな友達とばかり写っている写真をSNSにアップするのはなぜでしょう。というわけで、彼らの心理と特徴について迫りたいと思います。
心理1:自分もイケていると思いたいから
「カワイイ子と写真が撮れる=そんな自分もイケていると思うから」(21歳/学生)
▽ 類は友を呼ぶといいますが、類にしたい友との写真をとってSNSで公開することにより、自分も彼らの類だ! と思いたい心理が働くようです。たしかに華やかなグループに属している人が総じて華やかに感じるのと同様、派手なイベントに参加しているメンバーはみんな同じくギラギラして見えますよね。イケている自分に見せたいなら、イケている友達(知人)と撮るというのが鉄則のようです。
心理2:楽しそうに見えるから
「地味な人とうつるよりも、華やかな人たちとうつっているほうが充実しているように見えるのは間違いないでしょ」(22歳/学生)
▽ 内向的な人との写真よりも、明るい人と一緒に写った写真を掲載するほうが楽しくみえるから、という理由もあるそうです。楽しい生活を送っているようにみせるならば、活動的な友人たちとの一挙一動を掲載するのが大事。SNSで充実感をアピールするためには、充実していそうな人とうつることはずせないポイントなのかもしれません。
心理3:自慢したいから
「一種のステータス的な感覚。アクセサリーとか購入品の自慢と同じだと思う」(20歳/学生)
▽ 華やかな友達と撮ることで、自分の価値をあげたいといった意見もありました。友達というよりは、相手のことを自分のアクセサリー感覚で扱っているという声も。「こんな友達いる私 or 俺ってどう?」というアピールでしょうか。写真さえ撮れればいいそうなので、そこに必ずしも友情は必要ないそうです。
特徴1:自分に自信がない
「自分に自信がないので周りの力でセルフイメージを変えようと思っている部分はあります」(25歳/不動産)
▽ また、特徴としては「セルフイメージを変えたいから」といった意見も多くありました。自分の自信のなさゆえに、周りの人間関係から変えようとしていくそうです。とはいえ、見せかけだけかえても意味はないもの。写真だけ撮ってSNSにアップして育まれる人間関係なんて、ちょっと脆そうですよね。
特徴2:SNS用のキャラがある
「SNS上での自分は別物のキャラ。現実よりも理想が入ってる」(20歳/学生)
▽ SNS上のキャラをわりきって演じているという人も。ネット上なので現実より3割増しくらい理想の自分が込められているそうです。一種の変身願望でしょうか。演じている自覚があればいいのですが、そのうち本当の自分がわからなくなるなんてことがないよう、自分を見失わないようにしてほしいですね。