パリジェンヌに憧れるあなたはぜひ! 『フランス人は10着しか服を持たない』で「マダム・シック」の教えを身につけよう
少しずつ暖かい日が増えてきて、春が待ち遠しい今日この頃です。
今回は冬から春の衣替えをする前に、そして新生活が始まる前に、気持ちを整える意味でもぜひ読んで頂きたい『フランス人は10着しか服を持たない』(ジェニファー・L・スコット/神崎朗子=訳/大和書房)という本をご紹介したいと思います。ティファニーカラーのおしゃれな装丁のこちらの本、書店で見たことがある方も多いのでは?
本書は、典型的なカリフォルニアガールだった著者が、 フランスの貴族の家に半年間ホームステイすることになり、その家を取り仕切る「マダム・シック」から学んだ「生活を心から楽しむ方法」が書かれています。
何気ない生活を心から楽しむには、一体どうしたら良いのでしょうか? 少しだけご紹介したいと思います!
間食はシックじゃない
いつでもラク~な格好で、お腹がすいたらお菓子をパクリ。いけないとはわかっていても、ついついやってしまいますよね。ですが、フランス人はほとんど間食をしないのだそうです。毎朝同じ時間に朝食をとり、お昼はカフェなどでランチタイムを楽しみ、夕食は家族でテーブルを囲んで、最低3皿のコース料理をいただくのだそうです。毎日きちんとした食事をして、スナック菓子は食べたくならないように気をつけたいものです……。
10着のワードローブで身軽になる
フランスには、「同じ服を繰り返し着るのは良くない」という風潮がないようで、クローゼットには10着しか服を置かないそうです。といっても、10着のワードロープは季節ごとに見直すので、10着しか服を持たないわけではありません。本当に気に入った服だけをそろえて、いつでもTPOにふさわしい、きちんとした服装ができるようになることが目的です。
いらない服を思い切って処分すること、考えてもいいかもしれません。
ミステリアスな雰囲気を漂わせる
フランス人は、ミステリアスな雰囲気を漂わせるのが好きなのだそうです。誰に対しても余計なことは言わず(公共の場でプライベートの話は決してしない!)、好きな本や映画の話をして、相手の職業をたずねることもしません。相手の話を良く聞き、やわらかい口調で静かに話すことを心がけると、あなたもパリジェンヌに近づけるかもしれません!
いかがでしたか? 本書は「とにかく面倒くさがらず、毎日の中に楽しみを見出し、食事を大切に、シンプルだけれどキチンとした装いで」毎日を過ごすマダム・スミスに暮らしを楽しむアドバイスをたくさんもらえると思います。よかったら読んでみて下さいね。