女性だからこそ行くべき、今大注目の金沢! “本当に美しくなれる”北陸旅レポート

平成27年3月14日にいよいよ開業する、北陸新幹線。東京-金沢間が、今までと比べて1時間20分も短縮されます。テレビや雑誌などでも話題の金沢が気になっている! という方も多いのではないでしょうか。そんな金沢に、筆者は一足お先に行ってまいりました。輝く美しさやおいしいご飯に加え、伝統文化に芸術など、大人になった今だからこそ楽しめる北陸旅はとても心に残る思い出となりました。
それでは、淑女の皆様にオススメしたい北陸旅を早速レポートさせていただきます。


富山県氷見市で、体の内側から美しく

金沢に行く前にぜひ途中下車していただきたい、富山県氷見市。氷見は食の宝庫と呼ばれます。日本海の荒波をくぐり抜けてきたイキの良い魚にはじまり、とろける脂が心地好いブランド肉 氷見牛や、つるりとした喉ごしとコシの強さを持つ氷見うどんなど、本当に新鮮で美味しいものばかりです。筆者が行った冬には氷見ブリでしたが、これからの春は氷見イワシが有名なのだとか。これでもかと言うほどいただいたのですが、胃もたれなどには全くならず、むしろお肌が若返ったかのようでした。体の内側から美しくなれるのが、北陸旅です。

石川県金沢市で、歴史の美しさに触れる

北陸新幹線現在の終点 金沢は、加賀百万石の文化があると言われ、遺跡や歴史的建造物が市内にたくさんあります。四季折々の美しさを楽しめる兼六園に、なんとも風情があり後世に残したい金沢城……。なかでも筆者は東茶屋街、そして伝統の加賀友禅に惚れ込んでしまいました。

東茶屋街のパンケーキ

東茶屋街には石畳の道や紅殻格子などがあり、昔の面影を留めた美しい街並みが魅力的です。芸子さんや芸者さんが、今でも20名ほどいるのだとか。夕刻を過ぎると灯りがともり、三味線や太鼓の音がそこかしこから聞こえてきます。
昼間はカフェとしてオープンしているお茶屋さんもあり、特に『fluffy(フラッフィー)』は金沢1おいしいパンケーキ屋さんとしても有名です。古都金沢の雰囲気の中で食べるパンケーキは、都会のパンケーキとはちょっと違った趣がありますね。

加賀友禅のお着物体験

京友禅と並び美しいと称される、加賀友禅。細やかな手法で描かれた着物は、見ているだけでもうっとりしてしまうほどです。加賀友禅伝統産業会館では、加賀友禅のお着物を体験することができます。筆者も体験してきたのですが、歴史ある美しいものを身に纏うと、普段とはまた違う気分になれます。

ここでしかできない体験が、目に美しい、舌に美味しい北陸旅です。

最後に…

その他、CMでも取り上げられている楽しい金沢21世紀美術館や、七尾市の癒される和倉温泉などもオススメ。古き良き日本と新しい試みの温故知新がとても素敵で、何度も何度も繰り返し行きたくなる北陸旅でした。
今後大阪まで繋ぐ予定の北陸新幹線は、もちろん福井にも停まるそう。まだまだ知らない北陸が隠れているような気がして、なんだかわくわくします。皆様もぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。

2015.03.08

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記事を書いたのはこの人

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Written by 香 みちる (カオリ ミチル)

都内在住のジュエリーデザイナー。 好きな宝石はダイヤモンド。好きな香りはムスク。 趣味は乗馬、バイオリン、旅行、そしてSM。