「男運ないよね」は友人の優しさだった!? 女性の言葉に隠された真意とは…
「先週さ、いい感じなの~とか言った彼いるでしょ? 実はマザコンだったらしくてさ、もう冷めちゃったよー」「あぁ……前にいい感じだった彼も結局妻子持ちだったよね? 男運ないねぇ」女友達と会った時にするこんな会話、愚痴や相談に近況報告など一見不毛に見えますが、話してスッキリすることってありますよね。
だけど、ここで警告! こちらばかりがスッキリして、もし相手に気を使わせてしまっていたら? もし相手のストレスになってしまっていたら?
今回は私たちが気付いておくべき、女性が発する言葉の真意について学びたいと思います。
「男運ないよね」は友人の優しさだった!?
冒頭の会話にもある、「男運ないよね」。単刀直入に申します、この言葉の真意はズバリ、「男を見る目がないよね」です。何度痛い目を見ても学ばない、悪い男にばかり引っかかるダメンズウォーカーだとは言わずに、男運がないせいだと言ってくれている。つまり、“実力”のせいではなくたまたま“運”がなかっただけだと、あなたは何も悪くないのよと慰めてくれているのです。なんて優しい女友達でしょう。例え呆れ半分での言葉だとしても、気を使わせてしまっていますよね。
「自由でいいね」はまさかの駄目出し!?
性格や性質を褒めてくれる「自由でいいね」も、もちろんあるでしょう。でも実はこれ、嫌味かもしれません。女性というのは、社会でスキルアップをしていくほど、何かに縛られてしまいがちです。それは家庭と仕事の両立だったり、結婚と恋愛の厳しさだったり、労働条件だったりします。抱え込むものがたくさんあり、自分のことでいっぱいいっぱいになっている女友達から言われたとしたら、もしかしたらうらやましい気持ちからの嫌味という可能性もあります。周りに対して無意識に自慢をしたり振り回したりしてしまわぬよう、充分に注意しましょう。
また、この「自由でいいね」を上司から言われたとしたら、その真理は「もっとちゃんと仕事をしてちょうだい! いつまで気楽なポジションにいるつもりなの!」という駄目出しという説もあります。しかと受け止め、仕事に励みましょう。
女性の言葉の裏側とは
女性はなかなか直接的な言葉に出してマイナスのことを言いません。「いい加減分かるでしょ」「いつまで若い子ぶっているつもり?」というのは直接的過ぎて、周りから嫌われるということを知っているからです。だから遠回しにオブラートに包んで話すのです。読者の皆様にも、思い当たるふしがあるのではないでしょうか?
嫌味や皮肉を言われたとき、それがこちらへの嫉妬や理不尽な怒りや不満からであれば気にする必要はありませんが、自分に少しでも否がある場合のほうが圧倒的に多いものです。アドバイスをいただけたのだと、謙虚に捉えることが大切です。人間関係を円滑にするためにも、自分が周囲に与えるストレスは極力なくしていきたいものですね。