世間が「おひとりさま」に優しくなってきた! むしろ一人で行きたい○○4選

“おひとりさま”が定着し、筆者は正直ありがたく思っています。これでもう、一人で食事をしていても「香さん(筆者です)、……友達いないんですか?」と可哀想な目で言われることなく、「今流行りの、おひとりさまですね☆」という反応をいただくことができます。そうだ! 友達がいないわけじゃあ断じてない! 一人の時間も、愛しているんだー!!
ひとり焼肉専門店、ひとりカラオケ専門店などが話題になりましたが、実際に世の女性達はどこまで一人で行動できるのでしょう? おひとりさまで行動するのなら、哀愁漂わせることなく、一人の時間と余裕を楽しみたいですよね。そこで今回は4つ、おひとりさま でこそ行きたい○○をセレクトいたしました。


おひとりさま読書バー

以前のコラム「お気に入りの一冊と共に巡る、都内の癒し系カフェ4選」では、おひとりさま読書カフェをご紹介しましたが、今回はバー。お酒を飲みながら静かに読書を楽しむなんて、大人の贅沢ですね。自分で好きな本を持ち込むのはもちろん、置いてある何百冊もの本の中から選んだり、マスターが推す一冊を読んでみると、新たな発見がありそう。都内だと西麻布の『ライブラリーラウンジ テーゼ』が筆者のオススメです。

おひとりさまアート

自分の好きなアート類については、むしろ一人のほうが気楽に楽しめるのではないでしょうか。美術館や歌舞伎観賞など、正直あまり興味のない友人を誘って気疲れしてしまうのはもったいない! その中でも意外と女性一人で楽しんでいる方が多いなぁと思うのは、「クラシックコンサート」です。気持ちのよい生の音楽を聴いてリラックスするひとときは、日々の忙しさに癒しのエッセンスを加えてくれます。正装コンサートとまではいかずとも、音大の発表会や弦楽器サークルの定演会など、案外近場で開催されているようです。

おひとりさま国内旅行

女性一人の海外旅行はためらってしまいますが、国内なら気になっている方も多いのでは? 見たいもの、行きたいところ、場所も時間もなんでも自由に決められる一人旅はとっても魅力的です。そして、この時期はやはり温泉街がイチオシです。佐賀県『嬉野温泉』、愛媛県『道後温泉』、長野県『上諏訪温泉』などは“美肌の湯”が有名ということもあり、女性の一人旅を歓迎する宿やプランが続々と提案されています。誰かを待たせてしまう心配がないので、ここぞとばかりにゆっくりと温泉に浸かりたいですね。
※ふらっと一人旅に出かけるにしても、安全のために簡単なルートや連絡先は家族に伝えておきましょう。

おひとりさまレストラン

ちょっと高級なディナーはパートナーがいないと……なんて考える必要もなく、おひとりさま向けの食事プランは今や日本各地に存在しています。世界にもそのブームは影響し、昨年アムステルダムに世界初のおひとりさま専用レストランがオープンしました。
麻布十番のフレンチ料理店『モワルーズ』は、フレンチでは珍しくカウンター席が設けられ、一人でもフレンチやワインを楽しめるお店となっています。また、日本橋の割烹料理店『室町
三谷屋』では、今年から“おひとりさま割烹コース”がスタートしました。敷居が高いイメージの割烹をもっとラフに楽しんでもらえるように、という思いから生まれたのだそうです。通常よりもリーズナブルな価格設定になったり、大人数だと味わえない希少部位を出してもらえたり、おひとりさまならではのメリットはたくさんありますね。

おひとりさま時間をより充実して過ごすことができれば、もっともっと人生が楽しくなりそうです♪

2015.02.25

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記事を書いたのはこの人

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Written by 香 みちる (カオリ ミチル)

都内在住のジュエリーデザイナー。 好きな宝石はダイヤモンド。好きな香りはムスク。 趣味は乗馬、バイオリン、旅行、そしてSM。