お正月っていつからいつまでか知っている?

2014.12.30

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クリスマスが終わるといよいよ新しい年に向けて、違うウキウキ感が出てきませんか? 新しい年を迎える事は心が新たになるので、早く年が明けるのが待ち遠しくなります。またお正月というと、ゆっくり過ごしたりするのも楽しみですが、お参りや親戚と会ったり行事が増えて、忙しさもあります。しかし、いつまでもお正月気分では、仕事や家事に差し支えがでてきちゃいます。では、お正月って実際いつからいつまでなのでしょうか?


正月三が日って?

正月の三が日は1月1日、2日、3日の3日間を指します。1月1日の元旦は国民の休日として設定されていますが、2日、3日は、企業など会社はお正月休みとして、ほとんどの人が休日扱いになりますよね。要は、三が日は国が定めたお休みという事です。そのため、公共機関などのダイヤも休日ダイヤなので、平日の時刻と間違わないようにしなくてはいけません。そして、4日からは平日扱い(※2015年は1月4日は日曜日)になるので、会社によっては4日から出勤の人も多いかと思います。

松の内って?

たまに三が日と混同してしまう人もいるかもしれませんが、松の内は1月7日までの期間の事を言います。1月7日は七草粥を食べる日ですよね。松飾りを飾っておく期間に合わせて松の内と言うふうに呼ばれるようになったようです。家の前に松を飾ることで、「神を待つ」という意味が込められており、お正月に神様が来てもらえるように飾る事が日本古来の風習です。
また、7日までは神様が家に滞在しているので、“ほうきで掃く”といった掃除も行わないそうです。掃くという行為が運を吐き出すという意味があるためです。7日までとは言いませんが、最低でも三が日は掃除をせずにゆっくりと過ごすのがお正月の過ごし方の一つのようです。

いつになったら鏡開きになるの?

お正月からずっと家の中に飾ってある鏡餅。ずっと飾ってあるけどいつになったら食べられるのでしょうか? 間違われやすいのが松の内の1月7日ですが、鏡開きは1月11日になります。なので、松の内と一緒に7日に慌てて鏡餅を片付けたり食べなくても大丈夫です。鏡開きもまた、神様や仏様のお供え物として飾ります。そして1月11日になったら、神様や仏様に感謝をし、お供えしたお餅を調理して無病息災を祈りながらありがたくいただきます。

お正月はいつまで続くの?

鏡開きも終わり、最後におもちも食べたところでいよいよお正月気分も終息してきますが、正月と言われる期間は鏡開きが過ぎたら終わりなのでしょうか? 実はお正月は1月1日から5月31日まで丸一か月間の事を言うそうです。1月の事を別名正月と言うことにも意味があるようです。さまざまな行事があるお正月ですが、31日までお正月気分でいて良いなら、存分に楽しみたいところです。しかし、現代では3日までがお正月として、4日からは普通にお仕事、家事など日常に戻ることが普通になってきています。また、地域によっても松の内の日も違ったりするので、その地域によって合わせて生活するのが正解ですね。

2014.12.30

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記事を書いたのはこの人

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Written by トモミ

プロフィール:ちびっこヨガインストラクターとして毎日ヨガ漬けの日々を送る。 体を動かすのが大好きだけど、食べる事も大好き。 休みがあればカメラ片手に町に行ったり山に登ったり。