苦手な「レバー」。身体にいいのだから、何とかして食べたい!
鉄分や葉酸、ビタミンが豊富で、がん予防にもなり、肝機能も向上する。栄養たっぷりの食品、「レバー」の効果は素晴らしいです。
しかし、女性は苦手な人が多いのではないでしょうか。かく言う筆者もその1人。独特の味、匂い、食感がどうしても無理で、今まで食べることを避け続けていましたが……。
女性こそ、レバーを食べるべき!
きちんと調べると、レバーは女性の身体に嬉しいことだらけ。女性こそ、レバーを食べるべきなのです。鉄分•亜鉛•葉酸が不足しがちな現代女性ですが、レバーには、それら全てが豊富に含まれています。さらに、レバーに含まれるビタミンB6は、女性ホルモンのひとつ「エストロゲン(卵胞ホルモン)」の代謝に必要な栄養素。バストアップ、ダイエットにも効果を発揮してくれそうです。
なんとしても、食べられるようになりたい……。そこで、レバー嫌いな人でも食べられる方法は無いか? と、さまざまな料理で試してみました。
カレーに混ぜてみる!
カレーなら、風味も強いのでレバーの味を消してくれるのでは……? と思い挑戦してみました。血抜きは、牛乳で。レバーを細かく細かく切って、牛乳に30分ほど浸します。水でよく洗ったら、血抜きは完了です。あまりに血抜きしすぎると、レバーの栄養まで失われてしまうので注意が必要です。
あとは、いつものカレーにレバーを加えるだけ。レバー以外の肉も混ぜてみました。
結果は……結構、味をごまかすことができました。じわじわーっとレバーの味がし始めたら、慌ててカレールーを口に含む。急いで、飲み込む。
という作業を繰り返した結果、何とか食べきることができました。
ハンバーグに混ぜてみる!
カレーの時と同じように血抜きして、レバーをフードプロセッサーにかけてみました。そして、ひき肉に混ぜて普通にハンバーグを作るだけ。
これは、カレーよりも美味しく食べることができました!
分量にもよると思うのですが、かなりレバーの味を抑え込むことができます。チーズを混ぜてみると、よりレバーの風味を感じなくて済むかもしれません。
唐揚げにしてみる!
上記と同じく血抜きしてから、ビニール袋に醤油、酒、生姜のすりおろし、にんにくのすりおろしをたーっぷり入れます。そこにレバーを入れて、よく揉みます(レバーの味を消したかったので、醤油、酒は結構多めに入れてみました)。
それからビニール袋を冷蔵庫へ。2時間程漬け込んだら、片栗粉をまぶして、油で揚げます。一応、2度揚げしてみました。
醤油でかなり長時間漬け込んだし、味は消えてるかな……? と思いきや、これは結構レバー感が残っちゃってました。
レバーの風味、恐るべし。
「食べられない程じゃないけど、やっぱり苦手」という感じです。レバー好きの人は、「美味しい!」と言って食べられそうです。
今のところ、試してみたのは以上3つの料理。次はレバーペーストに挑戦しようと思っています。
レバーは栄養たっぷりなので、頑張って毎日でも食べたい! と思いましたが、どうやら食べ過ぎはNGのようです。脂溶性ビタミンのビタミンAが豊富に含まれているからだそう。ビタミンAの過剰摂取は健康に害を及ぼす危険があるので、気をつけなくてはいけません。
しかし、量に気をつければ本当に素晴らしい食品です。週に1度くらい、しっかり食べれば効果が発揮されるようです。
女子の身体の味方、レバー。
苦手を克服して、ハツラツとした毎日を送れるようになりたいと思います。