健康を守ってくれる!? “変な癖”5つ
誰にでも人には見せられない恥ずかしい癖が1つや2つはあるはず。ついついワキの臭いを嗅いでしまったり、気がついたら独り言を言っていたり……。でもそんな“変な癖”が意外と健康を守ってくれるかも? 回はそんな恥ずかしい癖を正当化できちゃう意外な理由をご紹介します。
ついついワキの臭いを嗅いじゃう!
彼の体臭が好き……くさい臭いが好き……なんて“臭いフェチ”の女性もいるようですが、体臭の変化をチェックするのは実はとってもいいこと。それは身体の不調のシグナルでもあるからです。例えば、肝臓に問題がある人の汗は塩っぽい臭いがするようになると言われています。最も一般的な汗の臭いの変化はストレスによるもの。不安を感じている時には、“コルチゾール”と呼ばれるホルモンが分泌されます。このコルチゾールは他のホルモンと混ざり合って強い臭いを発するんだとか。汗の臭いが急にツンとするようになってきた……なんて時にはリラックスの必要がありそうです。
げっぷがよくでる……
絶対に見られたくないテーブルマナーのタブーですが、人間の身体にとってはごく自然な反応。食事中に取り込みすぎた空気を吐き出し、不快感を減らして満腹感を軽減させるための反応です。げっぷは消化を促し、吐き気や胸焼けなどの症状を軽くしてくれる働きも。また、豆類、乳製品、野菜などの栄養豊富な食材がげっぷの原因になるので、健康的な食生活を送っている人の方がげっぷをしやすい傾向があります。人前で思い切り! というわけにはいきませんが、罪悪感を感じることのない行為の一つです。
気がついたら一人でぶつぶつ……
何かを探す際にその“物”に関連する独り言をつぶやくことはとても有意義なことなんだとか。例えば、大きなスーパーで「牛乳」を探すとき、「牛乳はどこ?」と口にしながら探したり、鍵をなくした時に「鍵……鍵……あれ、さっきここに置いたはず……」と口に出しながら探したりすることで、それを見つけるまでの時間がとても短縮されるのだそうです。言葉と物は頭の中でリンクしています。実際に口から言葉として発することで、そのつながりを強め、それらをもっとはっきりと見る手助けをしてくれるんだとか。急いでいたり、焦っている時程独り言が役立ってくれそうですね。
耳そうじ
耳にはセルフクリーニング機能がついているので、綿棒や耳かきで掃除をしなくても、耳あかは乾いて自然と落ちていきます。でも耳掃除大好き! なんて人が多いのは、耳掃除をすることで耳の中にある“気持ちがいい”と感じる神経を刺激しているため。耳あかの溜まりすぎは、耳のかゆみや痛み、そして耳鳴りの原因にも。しかし耳掃除をする時には、耳の奥まで入れず、外の部分だけを柔らかいタオルで拭き取るぐらいでOKです。綿棒を耳の奥まで入れるような耳掃除は耳あかを奥へと押しやってしまうので逆効果。くれぐれも“やりすぎ”には注意してくださいね。