渡辺早織@cinema 『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』に学ぶ美しい女性の在り方とは?
こんにちは、秋にはレザーを取り入れたい、渡辺早織(@w_saori)です。
みなさん秋ですね。
秋はその過ごしやすさから、さまざまなことを行うのにぴったりな時期だと言われていますが、私はまずは「芸術の秋」から。
この夏は映画館に足を運べる機会が少なかったので、秋はたくさんいきたいと意気込んでおります!
ということではじめに観た映画がこちら。
(C)2014 STONE ANGELS SAS
10/18公開の『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』。
予告を観たときからすごく楽しみで、いまかいまかと公開を心待ちにしていた作品。
試写会にいってきました。
今日はその映画のご紹介です。
私、闘う女性の姿をうつした映画をみるのが大好き。
その舞台が戦場だろうが会社だろうが、正義と悪なのか、はたまた自分自身との闘いなのか……。
どんなシチュエーションでも、心を強く持ち成長していく女性の姿を追いかけるのはなによりも鼓舞されます。
もしかしたら男性よりも強いのではないかなと、女性の潜在的なパワーにワクワクしますし、どの時代の物語であってもかならず自分のためになるのも好きな理由の一つです。
グレース・オブ・モナコは大女優から一転モナコの公妃となるお話。
モナコとはフランスに囲まれた海沿いのはじっこにある世界で2番目にちいさい国。面積でいうと皇居の2倍ほどらしい。皇居が1周5kmだから10kmくらいか。確かにちいさい。
そんな小国にいってオスカーの中心女優として活躍してきた彼女は、どのような行動に出るのだろう。
彼女だからこそできることとは……?
あらすじ
(C)2014 STONE ANGELS SAS
26歳の若さにして引退を発表したオスカー女優グレース・ケリーとモナコのプリンスの“世紀の結婚”から6年。
女性が政治に意見するのは「アメリカ流」だと皮肉られ、夫には控えめでいることを望まれ、グレースはいまだ宮殿のしきたりに馴染めずにいた。
そんな彼女がヒッチコックからのハリウッド復帰の誘いに心動かされていたまさにその時、モナコは存亡の危機に直面する。
愛する家族を守るため、そして宮殿生活で見失っていた自分を取り戻すため、グレースは一世一代の大芝居に打って出る。
果たして彼女自ら書いた“脚本”のクライマックスとなる運命を握るスピーチとはー?
▽ 『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』公式ホームページより引用。
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映画を観る前に、なんとなーくでもモナコがどんな国なのか少しわかっていたらもうちょっと入り込みやすいのではないだろうか? と思ったのでごくごく簡単に書いてみます(もちろん映画の中でもたくさん説明はしてくれていますが)。
日本ではあまり馴染みのない国、モナコ。この国は主に観光で経済が回っているところ。
特にカジノは国収入の9割を占めることもあるくらいだそう。
遊び放題……。カジノやったことないけどそんな国すごいですねぇ。日本では考えられない。
そしてモナコの素晴らしいところは税金が全然かからないところ! 所得税、住民税……あらゆる税金はなし!!
それだけで住みたいです。それが国策なので課税することを嫌っています。
また、対外的にはフランスに隣接しているので、昔からフランスに占領されたりフランスの保護国となったりと何かとフランスがモナコを牛耳ることが多かったのです。
フランスのお世話にならないといけないけれど、国としてのプライドはあるぞ! そんな感じでしょうか。
もりだくさん! 映画の見所!
さて、冒頭で「闘う女性」も大きな見所の1つなのですが、ここで注目するのはずばり、女優ニコール・キッドマンの美しさです。
とにかくね、美しいんです。みているだけでうっとり。
そしてその美しさをさらに引き立てるのが豪華な衣装!
なんと衣装はディオールが、アクセサリーはカルティエが提供しているのだそう!
カルティエは実際にレーニエがグレースに送った10.48カラットのダイヤモンドの指輪やルビーのティアラなどを忠実に複製。
ディオールも60年代のファッションを徹底的に再現するために、当時有名だったスタイリストのアーカイブに押しかけたり、膨大な時間と努力を費やし本物を追求したそうです。
それだけではなくシャネルやエルメス、スワロフスキーも協力して全44もの衣装を作り上げたのだそう。
その衣装の一部を少し公開!
(C)2014 STONE ANGELS SAS
こうやってデザインされたものが形になるのかぁ~。
感動。
ファッション、アクセサリーにも注目して観ると、また楽しめますね!
そんな『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』。
もうすぐ公開! 気になる方はぜひチェックしてください!
▽ 『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』
10/18(土)より、TOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショー
(C)2014 STONE ANGELS SAS