外国人がびっくりする日本の結婚式のすごいところ!

2014.06.14

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現在、日本のほとんどの結婚式の披露宴は洋風スタイルですよね。しかし、洋風スタイルとはいえ、それは、ヨーロッパやアメリカの影響を受けて日本が独自に作り上げたスペシャルなスタイルだということをご存じでしょうか?
実際に日本の結婚式に参列した欧米諸国の人達は、その日本のスペシャルスタイルの結婚式にびっくり! 今回はそんな、外国人も驚きの日本の結婚式のすごいところをご紹介したいと思います。


1.お色直しがある

欧米諸国では、基本的にウエディングドレスのレンタルという概念はなくほとんどの人がウエディングドレスを作ります。そして、式中は着替えることなく、同じドレスで過ごすのが基本。しかし、日本の結婚式ではお色直しが基本ですよね。白いドレスからカラードレスにお色直しするだけでなく、着物にチェンジしたりと大忙し。衣装を変えるだけでなく、ヘアスタイルまでチェンジするお嫁さんのガッツには驚き!

2.上司が一番いい席に座っている

披露宴の際、新郎新婦の前の一番いい席には、会社の上司たちの円卓があるというのが普通。しかし、これは欧米諸国では考えられないこと!
高砂と呼ばれる新郎新婦の座っている席の隣にお互いの両親や親友が一人ずつ座り、兄弟や親戚が高砂に一番近い円卓に座るのが欧米スタイルなんです。この、まったく逆の発想にはどう転んでも欧米人はたどり着かないはず。ちなみに、上司が挨拶するなんてのも、彼らにとっては、もはや意味がわからないそうです。

3.チャペル婚

基本的に結婚する2人がしっかりと結婚式を挙げたい教会に通っていない限り、教会は式を行う許可を出さないものなのです。しかし、教会そっくりのチャペルで、欧米の「教会婚」を行う日本の結婚式プランには、びっくり! 加えて、チャペルの「神父さん」は神父さん役であって、本当の神父さんではないという事実にも驚きを隠せないよう。

4.高額のご祝儀

結婚式に「ご祝儀」という形で、現金を持っていくのはどうもアジア諸国で行われている特別なもののよう。欧米諸国の方々は結婚式に何を持っていくかというと、商品券なんです。2人で暮らす新居で必要なものを買い足せるようにデパートの商品券をみんなお祝いとして持っていきます。と言っても1人5千円から1万円程度。日本のように、3万円もご祝儀で包むというのはなかなかないようです。なので、外国人の友達の結婚式に日本スタイルでご祝儀を3万円も持っていくと、驚いて泡吹いて倒れる可能性も。

いかがでしたか? その他にも日本の結婚式は両親への手紙、キャンドルサービス、友達の余興などなど欧米諸国にはないものがいっぱい! 日本の結婚式に出席したことのある外国人の方々は驚きとともに、感心して、「自分の結婚式にはぜひこのアイデアを!」と思う方が多いようです。

2014.06.14

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記事を書いたのはこの人

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Written by チオリーヌ

フリーランスライター。イギリス・ロンドン在住。都内某出版社に勤務した後、ロンドンへ移住。世界一カオスな街で想定外の国際結婚に発展し現在に至る。 自身の著書に『B型男を飼いならす方法』『ダイエットマニア』がある。 世界中から集めたお部屋のデコレーションアイデアを紹介するサイト『Lovely World House(http://lovely-world-house.com/)』を運営中の他、自身のブログ『Newロンドナーになるのだ!(http://chioline.com/)』ではロンドンライフを皮肉に書き綴っている。