渡辺早織@cinema ディズニーからの主演もびっくりのサプライズとは!? 映画「ウォルト・ディズニーの約束」

2014.04.01

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©2013 Disney Enterprises, Inc. 

こんにちは、近所のパン屋さんに通うのがマイブームな、渡辺早織(@w_saori)です。

ディズニー映画といえば、見事アカデミー賞2冠を達成した「アナと雪の女王」もとても話題になっていますね!(アナと雪の女王についてのコラムもよんでください♪)

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3月21日に公開された“ディズニー”のもうひとつの新作、「ウォルト・ディズニーの約束」もとても素敵な作品です!

このお話は、一体どんなお話なんだろうと、タイトルだけ聞いた時にはわからなかったのですが、実話は小説『メリー・ポピンズ』の映画化にむけた実話。ウォルト・ディズニーがメリー・ポピンズの原作者であるとりわけ堅物のP.L.トラヴァースに説得をしていくことでストーリーは進められます。

幼い頃、よく母が「メリー・ポピンズ」の映画をビデオで観せてくれていたので自分にとってはすごく馴染みのあるお話で、そして自分もいまでもその映像が頭に浮かび、音楽が流れてくるほどしみついているだいすきな作品なんです。懐かしく思う人も多いのではないでしょうか。
映画から出会った私は小さい頃はそれがもとは小説であったということも知りませんでした。

しかし、この映画「ウォルト・ディズニーの約束」を観ることでいかにして映画「メリー・ポピンズ」が生まれてきたのかを知り、最後には「メリー・ポピンズ」がさらに好きになり、その映画誕生までのストーリーとさまざまな方向にむけられる愛の話に奥深さを感じるのでした。

ウォルトディズニーも惚れ込んだこの『メリー・ポピンズ』という作品。
それを描いた映画「ウォルト・ディズニーの約束」。
今日はその「ウォルト・ディズニーの約束」のヒロインから学ぶ女性のありかたについて書いていきたいと思います。

あらすじ


©2013 Disney Enterprises, Inc. 

“映画化”への想いがすれ違う、ウォルトと原作者P.L.トラヴァースが交わした、ある“約束“とは……?
「メリー・ポピンズ」映画化を目指すウォルト・ディズニーと、それを阻もうとする原作者のP.L.トラヴァース。ハリウッドにやってきた彼女は、ウォルトたち映画製作者が提案する脚本アイデアをことごとく否定する。なぜ彼女は頑なに「メリー・ポピンズ」を守ろうとするのか? その答えが、幼い頃の彼女と父親の関係にあると知ったウォルトは、映画化実現への最後のチャンスをかけてトラヴァースに“ある約束”をする…。

―『ウォルト・ディズニーの約束』公式ホームページより引用

P.L.トラヴァースにならう強い女性のありかた。


©2013 Disney Enterprises, Inc. 

この映画の面白さは映画化を拒み続けるP.L.トラヴァースの頑なさにあります。ただやけになって拒んでいるわけではなく、そこには大切なものを守る彼女の強い意志が存在するからなのです。
たとえば、目の前に誰しも認める大スターが現れ自分に依頼をしてきたら……。
少し嫌なことだったとしても思わずオッケーを出してしまうかもしれません。
もしお金がないときにたくさんの報酬が支払われると言われれば、やりたくない仕事もやってしまうかもしれません。
P.L.トラヴァースはその人間の弱い心を一切排除して、他人に媚びず、自分の信念を信じて前に進み続けるのです。

その姿は頑固に見える反面、とても逞しくそして美しく表れています。

時代の流行に敏感な現代の女性はトレンドのファッションがあれば取り入れ、話題のお店があれば足を運びます。
それは決して悪いことではありません。
そこで実際に目で見て舌で味わって自分の意見をもち正しく評価することが、今の私たちには必要なのだろうと思います。

P.L.トラヴァースのように強い意志をもつことがどんなに難しいか、どんなに勇気が必要なことかを噛み締めて、それでも凛と立ち続ける女性の美しさを改めて感じる映画でした。


©2013 Disney Enterprises, Inc. 

もちろん、その堅物のP.L.トラヴァースにウォルト・ディズニーがどんな約束をして魔法をかけてくれたのか……。
最後まで目が離せません!

また、さすがディズニー映画。実は本編の中に遊び心も満載。

たとえば映画の中でP.L.トラヴァースがホテルに着くと、スイートルームがディズニーのぬいぐるみや記念品であふれているシーンがあるのですが、この飾りつけはセット・デコレーター、スーザン・ベンジャミンによるものでディズニーのプロダクション部門プレジデント、ショーン・ベイリーはこれに触発され、エマ・トンプソンにも同じことをしてひと泡吹かせようと思いついたそうです。
なんと、トンプソンが宿泊する部屋をディズニーグッズで埋め尽くしたのだそう。
それから1週間後、ベイリーはトンプソンから礼状をもらったところ、そこには「あの部屋に私のリアクションを撮るための隠しカメラは仕掛けていなかったでしょうね」とも書かれていたのだとか。

また、ディズニーのアニメでは「アナと雪の女王」にラプンツェルが少しだけ出てくるなど遊び心が満載なのですが、実はこの映画もそう。

ジョン・リー・ハンコック監督による前作「しあわせの隠れ場所」の実在するヒロイン、リー・アン・テューイが、ディズニーランドのシーンにエキストラとして参加しているのだそうです。リー・アンが演じているのは、P・L・トラヴァースが到着した直後、ウォルト・ディズニーにサインを求める来園者のひとり。

そんなところにも注目してみるとより楽しいかもしれませんね!

▽ 「ウォルト・ディズニーの約束」
監督:ジョン・リー・ハンコック
出演:トム・ハンクス/エマ・トンプソン/コリン・ファレル/ポール・ジアマッティ
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
©2013 Disney Enterprises, Inc. 
2014年3月21日(金・祝)ロードショー 
公式ホームページ

2014.04.01

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記事を書いたのはこの人

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Written by 渡辺早織

女優、モデル 1988年1月19日生まれ 東京都出身 趣味 ジョギング、料理、旅行 ★日テレ『ZIP!』レギュラー出演中! ★Calbee じゃがビーCM出演中! ★クロレッツ CM出演中! 《略歴》 第5回ミスTGCグランプリ受賞 集英社『non-no』にてノンノフレンド、ノンノ専属モデルを経て、資生堂THE GINZAイメージモデルなどをつとめる ホンダカーズ中部CMキャラクターなど映画やCM等に多数出演 4/10(木)スタート ドラマ「BORDER」(テレビ朝日系)レギュラー出演中 facebook:渡辺早織 / Watanabe Saori ツイッター:@w_saori