「お願い! イケメン美容師は寄ってこないで……!」ヘアサロンで疲れ果てる喪女の苦悩Part1

2014.03.03

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【喪女】
モテない女性のこと。ネガティブ思考で自虐的な発言が多い(ネット調べ)。
男性慣れをしていないタイプの喪女にとって、美容室は憩いの場でも癒しの場でもなく、恐怖の場です。「ああ、髪が伸びた……行かなければ……」と勇気をふりしぼってホットペッパーのクーポンを握りしめてヘアサロンへ向かいます。しかし、そこに待ち受けるのは数々の関門……。今回は「美容室での喪女の苦悩」のPart1~3までをご紹介します!


関門1:美容師さんがやたらとイケメン

美容室での第一関門は、(雰囲気込みの)イケメン美容師さんへの対応です。実際にイケメンかどうかは関係ありません。美容師というだけでなんかモテそう。自分とは別世界の人種だと感じます。
喪女は、「いらっしゃいませ」と接客の一環で話しかけてくる美容師さんにも、疑いの目&恥かしさを感じてしまいます。「もしかしたらバカにされてるかもしれない……」「こんな服装で着てよかったのだろうか……」などといった猜疑心に見舞われるのです。そしてイスに座ったあとも「あ……美容師さんが持ってきた雑誌、ファッション誌じゃなくて週刊誌だった……」などと気づき(それがたとえ偶然だったとしても)、ひとりでショックを受けて打ちのめされます。

関門2:「髪型はいかがなさいますか?」への返答

行く前にはイメージしている髪型があるものの、担当するのがイケメン美容師さんだった場合になかなか伝えられないのも喪女の特徴です。自意識が邪魔をするため雑誌に載っているモデルさんや女優さんを指さして「こんな感じで……」と注文することができません。「『え? こいつ長澤まさみになりたいとか思ってんの? ウケる(笑)』……って、心のなかで笑われたらどうしよう……!!」と勝手に被害妄想をふくらませてしまうのです。よって「数センチ切るくらいで……」という無難な頼み方しかできず、いつも決まった髪型になります。

関門3:顔に乗せられた布がズレたときの対処の仕方

シャンプーをするときにイスを倒され、顔に布をかぶせられた瞬間は喪女にとって貴重な心の休憩時間になります。よし、顔が見えない。あとは何も考えず、身を委ねて目を瞑っているだけ……。と、一息ついたときに起こってしまいがちなアクシデント。

布 が ズ レ て 顔 が は み 出 る。

「どうしようこれ。鼻息で布が吹き飛んじゃった……」とパニックになり、顔中の筋肉を駆使して必死にもとにあった場所に布を戻そうとします。もちろん美容師さんにバレないように行うので必死です。

布の試練を乗り越えたあとにも待ち受ける試練……。パート2も引き続きお楽しみください。

2014.03.03

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記事を書いたのはこの人

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Written by 小林リズム

91年生まれのライター/コラムニスト。 IT系メディアの広告や編集者を経てフリーライターに転身。 育児系インフルエンサーとして「ゆるい育児」に関する話題を発信中。 コラムでは婚活・ママ・子育てのジャンルをメインに執筆。 ブログ:http://kobayashike.com/ インスタグラム:https://www.instagram.com/kobayashirizumu/ note:https://note.mu/uchidareiko