興味ナシなあなたもきっと感動！ 　都市型マラソンが最高のエンターテイメントな理由

今年2014年も2月23日に東京マラソンが開催されます。近年は都市型マラソンが各地で多くが開かれています。しかし走ることに興味がない人にとって、この都市型マラソンは大都市になるほどちょっと困りもの。「えー今日一日通行止めじゃん」「バスで移動できない！」などなどの声が……。
しかし、都市型マラソンは超！　エンターテイメントなのです。知っている人が走っていないから、なんて言わないで。今年のお正月の箱根駅伝で感動したという方はぜひ、都市型マラソンを実際に見に行ってください。素晴らしい感動が待っています。その理由をお教えしましょう。

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独特なユニフォームに注目せよ！

大会だからみんな真剣な顔で走っている……そんなイメージがありますが、実はみなさん、思い思いのユニフォームで走っています。中には「コスプレ」をして走っている人も。せっかく大会に出るのだから、思い出に残る走りをしたいという思いや、数万人が走る大会では、応援してくれている人が見つけやすいようにと、みなさん走れる範囲内でユニフォームに力を入れています。今まで見かけたことがあるユニークユニフォームを挙げてみます。

AKB衣装（おじさんでした）／ピカチュウ、リラックマ、ガチャピンなどのきぐるみ／白衣（地域のお医者さんだそうです）／レディ・ガガ（震災後の来日で、ティーカップにキスしたあの場面を再現）／「東北からきました！　みんなありがとう」のタスキ／マリオ＆ルイージ（背中にキノコ背負ってました）／初音ミク（おじさんでした）／新郎（「昨日結婚しました！　嫁さん大好き！」というタスキを背負ってました）／シャア（20km過ぎた辺りで仮面を外してしまっていましたが……）／

地域色も出るもので、大阪マラソンなら太陽の塔やくいだおれ太郎、奈良マラソンはせんとくん、鹿が多かったです。また自分が応援しているスポーツチームのユニフォームの人なども多いです。これらを見るだけでも本当に楽しめます！

見守る人たちの姿にも感動！

また、応援サポーターで多くの芸能人やスポーツ選手を見ることも可能。2013年の奈良マラソンでは、5～6時間ゴール時間最後のギリギリまで、ずっとゴール近くでランナーを出迎える笑顔の有森裕子さんの姿は感動的でした。
そして小さな子を抱えながら、きっと旦那さんが走っているのでしょう、奥さんが必死にベビーカーと共に沿道で応援していたり、お揃いのうちわを持って同じ部署の同僚ランナーを応援している人、女友達を見守る大学生のサークル仲間……さまざまなドラマを見ることができます。
またランナーの応援には地元の小、中学校たちの応援団や催し物がたくさん。ブラスバンドの演奏や和太鼓などなど、ランナーやその応援に来た人たちを心からもてなそうと多くの出店を楽しむことができます。こちらも地域色が出るので面白い！

応援、見に行くなら今の季節は防寒を必ず。それでも、清々しく晴れている日に外で大声を出して頑張る人の姿を応援すると、心もすっきりしますし、なにより頑張って必死に走っている姿にきっとエネルギーをもらえるはず。そして普段車が通っている大通りに車が全くなく、その代わりに多くの人が走っている風景は、あなたの目に全く違う街に映るはずです。そんな街の魅力も発見できます。
もし、あなたの街で都市型マラソンが開かれたら、一度見に行ってみてくださいね！