性格リフォーム心理カウンセラーが伝授!「あなたの性格は変えられる!」

2013.12.18

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突然ですが、筆者には恋人がいません。それどころかお金も胸もなく、もっといえば、定職だってありません。新卒入社した会社はわずか8日で辞めてしまいました。
そんな「なんにもナイ!」という絶望的な思いから救ってくれた本があるのです。著者は、テレビや雑誌でも話題の性格リフォーム心理カウンセラー、心屋仁之助さん。今回は、彼の著作である『あなたの性格は変えられる』から、幸せのコツをちょこっとご紹介しますね。


傷を治すには「隠す」よりも「さらす」

失恋をし、友達に泣きながら電話をして話を聞いてもらったら気持ちがすっきりした……という経験はありませんか? まるで心の傷が少しだけ癒えたような……。
心屋さん曰く“傷がいつまでも治らないのは隠し続けているから”だそうです。確かに、生々しい傷口が見えている人に、あえてえぐるようなことは言わないもの。コンプレックスや弱みも同じで、あえて人に“さらす”ことで、気持ちがすーっと楽になるようです。そういえば綿矢りささんの芥川賞受賞作『蹴りたい背中』でも“傷口を見るのが怖いから、絆創膏を貼るんだよ”という台詞が出てきました。恐怖に負けず、ほんのちょっと勇気を出すだけで、劣等感からも解放されるかもしれません。

悩むことで「今の自分」を否定するのをやめる

「あーなんで私ってダメなんだろう」「あの子はあんなに素敵なのに私は……」など、自分を否定しだしたらきりがないもの。そして悩むというのはとてつもなくエネルギーを消耗するものです。心屋さんは、そんなふうに「今の自分」を否定し続けることを終わりにし、逆に「今の自分」を認めることが大切だと言います。悩むより「今の自分」にしかできないことに焦点を合わせることで、ようやく次のステージに進めるのだとか。自分を否定するより、できない自分を認めることで視界が広がっていくようですね。

「恥ずかしい」「かっこ悪い」をプライドとカン違いしない

「こんなことお願いしたら引かれそう……!」「本当は好きだけどフラれたらやだ……」あなたの素直な気持ちを伝えるのに邪魔をするものは何ですか? 心屋さんが言うことには、この場合のプライドは恥やかっこ悪いなどと思う“恐れ”からきているものだそう。反対に「自分の信念を持ってやり遂げる」というのは“誇り”という意味のプライド。このふたつのプライドを混同してはいけません。
恥ずかしいから……と躊躇するプライドと、あなたがやりたいと望んでいることは、どちらが大切なのでしょうか? 躊躇したときに考えてみるといいですね。

『あなたの性格は変えられる』

2013.12.18

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記事を書いたのはこの人

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Written by 小林リズム

91年生まれのライター/コラムニスト。 IT系メディアの広告や編集者を経てフリーライターに転身。 育児系インフルエンサーとして「ゆるい育児」に関する話題を発信中。 コラムでは婚活・ママ・子育てのジャンルをメインに執筆。 ブログ:http://kobayashike.com/ インスタグラム:https://www.instagram.com/kobayashirizumu/ note:https://note.mu/uchidareiko