「ハロウィン」をもっと楽しむためのトリビア

2013.10.13

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コスチュームにカボチャ、お化けにお菓子! 日本でもクリスマス同様、ハロウィンを楽しむイベントがたくさん催されるようになりました。でも実はハロウィンってどんな日なのかあまりよく知らない方も多いのでは? 今日はハロウィンをもっと楽しむためのトリビアをご紹介します。


ハロウィンって何の日?

日本の「お盆」のようなもの。あの世とこの世の境目の門が開いて死者の魂や魔物がこの世にやって来てしまうというちょっぴり怖い日。ホラー映画のような仮装をするのは、こっちの世界にやって来た魔物に魂を連れて行かれないよう、自分たちも魔物の格好をして「仲間だよ~」とアピールするためなのです。

どうしてハロウィンという名前になった?

HalloweenはAll Hallows’ Eveningの略。All hallow (All Saints)は諸聖人の日と言って聖人と殉教者を記念する日。それが11月1日なので、その前夜(evening)としてハロウィンと呼ばれるようになったようです。

カボチャのお化けは何?

ハロウィンと言えばデコレーションでよく見るのがオレンジ色のカボチャのお化け。彼の名は“Jack-o’-lantern”(ジャック・オー・ランタン:ランタンを持ったジャック)日本で言う「火の玉」や「鬼火」のようなもの。ずる賢い悪人だったジャックは悪魔を騙し、彼が死んでも地獄へ連れて行かない約束をさせます。しかし悪人だった彼は死んでも天国へ行くことができません。仕方なく地獄へ向かうも生前の約束のせいで地獄にも行けず…行く場所がなくなったジャックは、悪魔がくれた地獄の火をくりぬいたカブに入れて今もさまよっている…という昔話が元になっているそうです。

ハロウィンのモンスター達

魔女、お化け、ガイコツ、悪魔、モンスター、などが主にコスチュームとして着られていました。今のようにディズニーキャラクターや職業のコスチュームが選ばれるようになったのは、ハロウィンの文化がアメリカに入って来て「パーティー化」したことから。本来は可愛くてセクシーなものではなく、とびきりこわ~い仮装をするのが正解なんですよ!

ハロウィンの合い言葉“Trick or treat?”

trick(トリック)=いたずら、treat(トリート)=お菓子。つまり「お菓子くれなきゃいたずらしちゃうぞ!」という意味。日本ではあまり行われませんが、アメリカでは仮装した子供達がご近所さんを回ってお菓子を集めてまわります(最近では治安の問題から知らない人の家には行かない。大人数で行動する。等いろいろな注意点があるらしいですが…)。もしもちびっ子から“Trick or Treat?”と聞かれたら“Happy Halloween”と言ってお菓子をあげてくださいね。

クリスマスに次ぐ一大イベントになったハロウィン。海外の文化もちょっとだけ学びつつ、素敵な一日を楽しんで下さいね。Happy Halloween!

2013.10.13

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記事を書いたのはこの人

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Written by Boytoy

元Go-Go Dancer。 美を競うダンサーの世界で培った”女を磨く術”をわかりやすくお伝えします。 外見はもちろん内面もぴっかぴか磨き上げましょう。