「え。それって英語じゃないの?」~食べ物編

2013.10.04

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日常生活で使われているカタカナの言葉。英語だと思っていたけど…それってネイティブスピーカーに通じるの? 今日は食べ物に関する“実はそれって英語じゃない”単語をご紹介します。


ピーマン

正しくは“bell pepper”。ベルのような形から名付けられました。甘い唐辛子と言う意味の“sweet pepper”と言ったりもします。日本では「パプリカ」と呼ばれている赤色や黄色のものは“red pepper”や、“yellow pepper”。
なぜ「ピーマン」になったのか…。スペイン語ではピーマンを“pimient”と、フランス語では“piment”と言ったりするので、ラテン語からきているのかもしれません。ちなみに英語で「ピーマン」を発音すると“pee man” pee=おしっこ man=男…ちょっと面白いヒーローみたいになってしまうのでご注意を。

シュークリーム

正しくは“cream puff”。シュークリームはフランス語の“choux à la crème”(シュー ア ラ クレーム、舌噛みそう!)の「シュー」と英語の「クリーム」をくっつけた和製の言葉。英語で「シュークリーム」とは“shoe cream”つまり靴磨きのためのクリーム。“I ate shoe cream yesterday.”(昨日靴クリーム食べたの! )と言ってしまった日には”Were you that hungry?”(そんなにお腹すいていたの?) なんて、お財布からいくらか貸してくれるかもしれません。

ソフトクリーム

正しくは“ice cream corn”。「ソフトクリーム」と言うとただの“柔らかいクリーム”のイメージでしょうか。日本人がよく言う「アイス」もそれ単体では氷のことになってしまいます。“I want to some ice.”なんて言うと氷の塊が出てきちゃうかも。

フライドポテト

通じないこともないような…という感じですが、正しくは“French fries”イギリスでは“chips”と言います。(fish and chipsのchipsです)「フライドポテト」と言うと、ざく切りにしたじゃがいもをハーブやベーコンと炒めたり、そのまま素揚げした別の料理のようなイメージです。

モーニングサービス

朝ドリンクを頼むと、もれなくトーストやゆで卵がついてきちゃうこのサービス。筆者は全国的にも特にモーニングがすごい! と言われている名古屋周辺にすんでいるので重宝しておりますが、日本特有のサービスなのでぴったりくる英語はありません。
ところがこの“morning service”という言葉自体は、れっきとした英語です。morning serviceは「朝の礼拝」の意味。教会でお祈りしちゃうあれですね。ホテルの朝食で「モーニングサービスありますか?」と聞いちゃうと、教会へと案内されちゃうかもしれません…。

通じないだけならともかく、なんだか変に誤解されちゃった…なんてことにならないようご注意くださいね。

2013.10.04

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記事を書いたのはこの人

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Written by Boytoy

元Go-Go Dancer。 美を競うダンサーの世界で培った”女を磨く術”をわかりやすくお伝えします。 外見はもちろん内面もぴっかぴか磨き上げましょう。