渡辺早織@cinema 大ヒットロングラン映画「風立ちぬ」から学ぶ人の在り方

2013.08.27

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こんにちは、渡辺早織(@w_saori)です。

やはり、スタジオジブリ。
どこへいっても風立ちぬの話題になる今日この頃。

スタジオジブリが最新作を出しただけで、「まずは映画館にいこう」と多くの人が映画館に足を運ぶようになる、私はその社会現象に勝手に嬉しい気持ちになります。
しかし、それって本当にすごいことですよね。スタジオジブリがつくってきた歴史って本当に偉大。

ということで、私も風立ちぬは早々に映画館で観てきたのですが、改めて良い作品だなぁと思い返すことも多く、コラムにて紹介したいと思います。
このコラムを読んでくれている人は観に行っている人が多いのかなぁ?
今からの人はどのくらいいるのかなぁ? なんてウキウキしながら書きます。

ストーリー

時は1920年代。
大正から昭和へかわるその当時の日本は、貧しく不景気でさらに大震災もあり、人間が大変生き辛い世の中であった。
その世知辛い世の中で、若者堀越二郎がひたむきに飛行機の設計士になる夢を追いかけるストーリーが広がる。
そこにあるのはイタリアのカプロー二との時空を超えた尊敬、そして友情。
そして菜穂子との出会い。
ただ勤勉に真面目に生きる堀越二郎の姿がうつされる。
そして戦争が始まる―

この物語は実在の人物、堀越二郎の半生を描いたもので、スタジオジブリとしては初めての試みでとても話題になりましたよね。

時代は違えど同じ若者としてこの映画を観ると、今現代を生きる若者に欠落しているものがあるということを気づかされる。
もちろん時代がそうさせている部分はあるにしても。

若者の国を背負う責任感、夢、忍耐、ロマン。

自分と重ね合わせると自分の幼さに気づく。

ただ、この映画の見所はとても清々しいところ。
真面目に、ひたむきに夢をおいかける堀越二郎の姿が、見ていて応援せずにはいられないのだ。
また、夢のためだけに生きているわけではなく、しっかりとラブストーリーが描かれているところに嘘を感じない。

1人の人間を心から愛し、そして同時に夢を追う。

ただただ目の前のことに向き合い、真面目に生きているその若者の姿を見ると、時に嬉しく、時に切なく儚い気持ちになるのだ。その登場人物の「人間らしさ」が多くの人の心をつかんでいるのだろう。

この映画で学んだことは、男女問わず、寄り添う人のいるいないに関わらず、「個としての自覚」をもつこと。
それが今の時代と違うのかもしれない。
今の時代は大人ですら都合が悪くなると責任の所在を求めたり、意志のないまま成り行きに任せて過ごしたり、自分というものに責任をもてないことがままあると思う。

この映画はその確固たる「個」という存在が自分の中にあるということが、前提でストーリーが進められていく。

しかしそれって当たり前のことなんだよなぁ。
もっと真面目に、自分というものに責任をもって、そして片手には夢と情熱をいつも絶やさず持ち続ける。
そんな人間になりたいなぁと心から思うのでした。

ロマンがあって格好よくて時に格好わるくて、ただただピュアに生きる堀越二郎に勇気をもらわずにはいられない。

「風立ちぬ」
7月20日(土)全国ロードショー

2013.08.27

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記事を書いたのはこの人

Written by 渡辺早織

女優、モデル 1988年1月19日生まれ 東京都出身 趣味 ジョギング、料理、旅行 ★日テレ『ZIP!』レギュラー出演中! ★Calbee じゃがビーCM出演中! ★クロレッツ CM出演中! 《略歴》 第5回ミスTGCグランプリ受賞 集英社『non-no』にてノンノフレンド、ノンノ専属モデルを経て、資生堂THE GINZAイメージモデルなどをつとめる ホンダカーズ中部CMキャラクターなど映画やCM等に多数出演 4/10(木)スタート ドラマ「BORDER」(テレビ朝日系)レギュラー出演中 facebook:渡辺早織 / Watanabe Saori ツイッター:@w_saori

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