夏の悩み。蚊に刺されやすい人の特徴って本当にあるの?
「私、蚊に刺されやすいんだよね。」
海やバーベキュー、ビアガーデンなどアウトドアが楽しいシーズンですが、気がついたら蚊に刺されて大変なことになっていたという経験がある方も多いのではないでしょうか。そして、自分ばかり刺されていたという悲しい経験がある方もいらっしゃると思います。
よく、O型は刺されやすいとかお酒を飲むと刺されやすいとか、いろいろな噂がありますが実際のところどうなのか調べてみました。
よく聞くのが……
・お酒を飲むと刺されやすい?
・O型が刺されやすい?
・体温が高いと刺されやすい?
・子供の方が刺されやすい?
・汗っかきだと刺されやすい?
・太っていると刺されやすい?
・血液がドロドロだと刺されやすい?
・男性の方が刺されやすい?
・妊娠中は刺されやすい?
・黒い服だと狙われやすい?
など。
どれも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
確実にこれ!という根拠があるわけではないようですが、二酸化炭素や汗に含まれる乳酸の臭い、温度を探知して蚊は寄ってくるとされているので、お酒を飲んで血行が良くなっていると刺されやすいというのは確かにあると思います。
二酸化炭素・乳酸・温度
男性の方が刺されやすいと言われているのも、女性より体温が高い人が多いから狙われやすいということでありえそうです。さらに子供の場合は、比較的体温が高いことに加え、単純に背が低い方が地面に近いから刺されやすいということが考えられると思います。
また、色を識別することもできるそうなので、服の色によって狙われやすさは変わるようです。血液がドロドロだと刺されやすいというのも、体が酸性に傾いていると排出する二酸化炭素の量が増えがちな傾向があるそうです。
つまり、太っていて血液もドロドロで、汗っかきでお酒を飲んで黒い服を着ていると一番危ないということになりますが、痩せていて冷え性でも刺されないわけではないのが面白いところ。
血液型による刺されやすさの違いには、科学的な根拠はないと言われますが、よくO型が刺されやすいと言われるからには、何かしらあるのかもしれません。
蚊の謎、いつかはっきり解明されたら面白いですね。
ちなみに、蚊に刺されたときは熱いおしぼりを当てるとすぐに痒みが取れます。痒みの原因になっている物質が熱で壊れるのが原因だそうですが、実際に今までいろいろ試した中で一番効きました。
やけどには要注意ですが、即効性は抜群。もし刺された時にはオススメです。