懐かしいのに新しい!大人気ビスケット「たべっ子どうぶつ」
小さい頃から大好きで、遠足のおやつを選ぶ時は必ずセンターポジションだったのが、「たべっ子どうぶつ」というビスケット。今でも、見かけるとつい買ってしまう、お気に入りのおやつの1つです。
今回は、長年気になっていた「たべっ子どうぶつ」の秘密を、ギンビスの担当者の方に伺ってきました。
1978年生まれのロングセラーながら、実はとっても革新的
最初に教えていただいたのは、このビスケットには、ギンビスが新しいお菓子を生み出す時に大切にしているという、「3つのI」がつまっているということ。それは、「International(国際性)」、「Independent(独創性)」、「Instructive(教育性)」。
確かに、英語がプリントされている、甘さと塩気のバランスと薄くてサクサクの食感が楽しめるビスケットは、子ども心にもかなりインパクトがありました。小さい頃は、塩系スイーツなんてほとんどありませんでしたから。当時は大人の色のイメージが強かったピンクをパッケージに採用したのも、かなりの冒険だったとか。
開発当初から、世界に通用するお菓子を目指していた「たべっ子どうぶつ」は、モンドセレクションを受賞したお菓子の草分け的存在でもあります。現在は、世界25以上の国と地域で販売されており、海外では青のり味、バナナミルク味なども販売されています。
実は繊細! 46種類の動物にかくされた秘密
ビスケットになっている動物は全46種類。パッケージをよく見ると、犬や猫、象などの他に、バクなど、ちょっぴりマイナーな動物も含まれています。「動物は変えないんですか?」と伺ってみたところ、想像以上に大変な作業ということが判明!
薄いビスケットを均一に焼き上げるためには、型抜きされた生地の間が、ほぼ等間隔である必要があるそうです。そのため、46種類の動物の型は、綿密な計算のもと組み合わされていて、1つ変えるだけでも、すべての型の見直しが必要になるのだとか。明日から、バクをやめてパンダにしよう、というわけにはいかないんですね。
他にも、「隠し味は白ごま」、「アレルギーのお子さんのため、ギンビスのお菓子には一切卵が使われていない」、「親子で遊べる工夫がたくさん隠れている」など、大好きなお菓子にまつわる「へえ!」をたくさん伺い、ますます好きになってしまいました。
でも、どんなウンチクより、食べてその美味しさを実感していただくのが一番! 昔食べていて、懐かしく思い出した方も、初めて知った方も、今度のおやつに、「たべっ子どうぶつ」をぜひ試してみてください。
▽ ギンビス