美味しく飲んで、社会貢献。「フェアトレード・コーヒー」

人と地球にやさしい貿易「フェアトレード」の専門ブランド、ピープル・ツリーから、嬉しいニュースが届きました。人気のコーヒーのラインナップに、新商品が登場です。


「フェアトレード・コーヒー」って?

フェアトレードは、「公平な貿易」のこと。アジアやアフリカ、中南米などの女性や小さい農家から、適正な価格で材料や商品を購入することで、仕事の機会をつくり自立を支援します。自然を守りながら続けられるようなアドバイスもするので、人と地球、両方にやさしいと言われています。フェアトレード・コーヒーは、その仕組みの中で生産され輸入されたコーヒーです。
遠い国の人たちの暮らしを支援すると考えると、難しいことのようにも感じられますが、美味しいコーヒーを買うことで、結果として誰かの役に立つなら、無理なく続けられそうです。

新商品は、ラオス、ルワンダから仲間入り

現在販売されているペルー産のフェアトレード・コーヒーに加えて、今回は、ラオス、ルワンダ産の新商品が発売されます。南米、アジア、アフリカそれぞれの大陸から届いたコーヒーが飲めるなんて、ちょっと贅沢。味わいにも、それぞれ特徴があり、ペルー産は高地特有の豊かな香り、ラオス産は良質な苦みと優しい甘み、ルワンダ産はやわらかな酸味と強めの甘みが楽しめるそうです。新商品(ラオス、ルワンダ)は、フィルター用コーヒーのみですが、定番商品(ペルー)には、カフェインレスのタイプや水出しコーヒーもあるので、気分にあわせて選ぶのも楽しそうです。
今回、リニューアルしたパッケージのデザインにも注目です。イラストは、人気デザイナー&イラストレーターの大神慶子さんによるもの。3つの産地の伝統的な衣装を着た人が描かれています。

さる4月24日には、ピープル・ツリー自由が丘店で、新商品テイスティング・イベントも開催され、私も実際に飲み比べをしました。個人的にはルワンダ産が好みです。美味しく飲んで、人と地球にやさしいアクションができる「フェアトレード・コーヒー」、機会があれば、ぜひ試してみてください。

ピープル・ツリー

2013.05.13

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記事を書いたのはこの人

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Written by 吉戸 三貴(よしど みき)

コミュニケーションスタイリスト。パリ留学、美ら海水族館広報、PRプランナーなどを経て、表参道で起業。ブランドPRや女性の悩み相談など、様々なコミュニケーションの課題解決をサポートしている。得意分野は、コミュニケーション(恋愛・仕事)、働く女性、ライフスタイル、仕事術など。 著書 『心に残る人になる たった1つの工夫「ありがとう」の手書き習慣』