人と会話するのって疲れる?「プロカウンセラーの聞く技術 話す技術」で素敵な人間関係を!

「言いたいことがうまく相手に伝わらない!」「会話しているだけなのに疲れる・・・」こんなふうに人と話すことにストレスを感じてしまうことはないでしょうか?もっと上手にコミュニケーションがとれればいいのになぁ・・・。人見知りせずに会話したい!筆者がそんなふうに思い悩んでいた矢先、直球でヒットしてきたのが『プロカウンセラーの聞く技術話す技術』(マルコ社)。
精神科医を中心としたカウンセラーのプロが、コミュニケーションをとるうえでのちょっとしたコツやポイントを解説しています。これがもう、「なるほど!!」と思うようなわかりやすい極意がまとめられていて目からウロコ。
- 沈黙に耐えられない
- 質問を重ねるうちに尋問口調に・・・
- 相手の話を自分流に解釈してしまう(※要するに~、つまり~)
- 話の展開に白黒つけたい
自分を振り返ってみてこんな節がある人へ、この著作をオススメします!
それでは本作の中からちょこっとだけ、筆者が特に共感した話すとき、聞くときの極意をご紹介。
相手に共感する
さて、友人から「告白されたんだ。他に好きな人がいるんだけど、この人と付き合うべきなのかなぁ・・・」と相談をされたとして、何とアドバイスをするでしょうか?「好きでもないのに付き合うの?」とか「付き合っているうちに、好きになるかもしれないよ」とか、いろいろと返答パターンはあると思います。
本書によると「アドバイスはしてはいけない」との教えが。相手に好きなだけ話してもらって、それにひたすら共感します。「好きな人がいるんだ~」「でも他の人に好意を持たれたんだね」とオウム返しにリアクション。そうしているうちに、相手は話しながら自分の言っている言葉を頭のなかで整理して、自分で決断をしていくそう。欲しいのは「アドバイス」ではなく「相手の共感」なんだとか。
確かに、「なんだか話したらスッキリした!聞いてくれてありがとう!」っていうこと、よく見かけますね。
話のテンポや声のトーンを合わせる
「この人早口だなぁ・・・」とか、「すごくマイペースに話していてイライラする・・・」とウマが合わない気がしてしまう。そういうときに限って、小さな価値観の違いが大きなもののように感じてしまい相手との距離は遠ざかるばかり。
そんな、なんとなく苦手だったり合わなかったりする人と接するときのポイントは「話のテンポや声のトーンを相手に合わせること」だとか。呼吸のスピードを合わせることで、相手は落ち着くと感じるそう。また声が高い人には若干高めに、低い人には低めに、と合わせることで相手の心を開きやすくするんだとか。
相手をまるごと受け入れる
個人的に筆者が「そうか!」と納得したのがこちら。「ありのままの相手を受け入れ、理解しようとする姿勢」。
特に相談に乗ってもらいたいときは「相手はこれを聞いてどう思うかな・・・」という不安もあるのです。そんな状況のときに、ここぞとばかりに「あなたって最低ね!」と否定されれば、それがいくら正論でも感情的には救われません。上手なアドバイスはできなくても、無条件に相手の話を聞いてあげられる。そんな懐の大きさに、相手は勢いよく飛び込んでいけるようです。
どうでしょう?本書では全部で57このポイントに区切られているので、ひとつひとつ実践してみると効果があるかもしれません。
相手と上手に会話をしよう!と意気込むよりも、相手をまるごと受け止めよう!という姿勢のほうがうまくいき、しかもノンストレス。話し相手は敵ではありません。ドーンと構えて理解し合える素敵な関係を築きたいですね。
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