地雷踏んでない？女の子の愚痴に対する正しいリアクション

「彼氏が自分勝手でさー」という愚痴エピソードを淡々と話すので「そんな人と別れちゃいなよ」と言ったら地雷だった、という経験はないでしょうか？「でも本当は優しい人なんだよね」「だけど、愛されている実感はあるっていうか…」一瞬の間があった後にくるノロケのような切り返し。え？あなたさっきまで彼氏の頭が臭いとか言ってなかった？他の女の子に対するデレッとした態度が気に食わないとか言ってなかった？と突っ込みたくなるあの感じ。
そういえば母が言っていた「自分の夫のことを私が馬鹿にするのはいいけど、人からは馬鹿にされたくないのよね」っていうは、まさしくコレに当てはまるのかもしれない。
愚痴や自虐ネタにはどうリアクションするべき？とコミュニケーションに戸惑う人も多いのでは？というわけで、この「内輪の愚痴」の構造を分析してみました！

同じテリトリーに属する者の悪口は御法度

確かに、家族のネタを友人におもしろおかしく披露したとき「うわ、あんたのお母さんって最悪だね」とか「あんたの弟、キモいんだけど」と言われたら「いや、でも実はこういうところもあって…」と事実を十割増しにした良いエピソードや、はたまた架空の話をでっちあげてしまいがちです。これも「愚痴は言いたい、だけど言っていいのは自分だけ」という特権でしょうか。
おそらく彼氏や家族などの内輪にはどんなに愚痴を言っても"同じテリトリーに属する仲間"という意識があります。身内の愚痴というのは、「仲間なのにわかってくれない」「仲間なのに応えてくれない」という不満や寂しさ故のことなのです。つまり内輪の愚痴は愛情があるからこそかもしれませんね。

女性が求めているリアクションは"同情"か"共感"

というわけで身内の愚痴に下手にアドバイスはしないほうが良いのですが、聞かされた側からしてみたらなんとも面倒くさい話。とは言えガールズトークと言えば愚痴や恋愛話や自虐ネタなどで成り立つことも多いので、できるだけ地雷は踏まないようにしたいところ。この「身内の愚痴」に対する模範解答のリアクションは"同情"と"共感"です。
「彼氏の体臭がひどくてさー」というコメントに対して「うわ、やばいよソレ。別れなよ」などと返答してはいけません。同情して「何それ、どんな匂い？」と話を広げていくか、「わかるわー。うちなんてこの間起きたとき彼氏の口から生ゴミみたいな匂いがして…」と共感するかのどちらか。

人は誰しも「理解してもらいたい」という感情を持っているもの。自分の気持ちに寄り添ってくれる人や共通する部分が多い人物に親しみを感じます。