逆に体にダメージが!? 焦ってやってしまいがちなNGダイエット法4つ

2016.07.06

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夏になると薄着になるため体型が目立ってきますが、鏡の中の自分に満足がいかず焦って間違ったダイエットをしてしまう女性が多いのが現実。あなたも間違えたダイエットをしていないかチェックしてみましょう。


間違ったファスティング

てっとり早く体重が減らせるファスティングダイエット。しっかりやればもちろん体重が減るだけでなく、体型もほっそりとしてきます。しかし、間違えた方法をしている人も少なくありません。
ファスティングダイエットははじめる前と終えた後が一番重要なことを知っていますか? しっかりと体を慣らさないと、リバウンドは確実です。また長期間やったり何度も行っていると、代謝経路がおかしくなってしまうことも。
スムージーやクレンズジュースでファスティングを行っていると、糖質によるエネルギー補給で体が満足し、脂肪を使うことを忘れてしまう可能性もあるのだとか。正しい知識を付けてファスティングダイエットを行いましょう。

カロリー制限で老化が進む

今までどれくらいのカロリーを摂取していたのか知ることは大切です。そして、カロリーを今までよりも減らすことはダイエットにはとても有効です。
しかし、基礎代謝までのカロリーしか摂取しないというのは間違い。人は日常生活で基礎代謝以上のカロリーを使って活動します。それなのに少ないカロリーで過ごそうとすれば、どんどん基礎代謝もさがってしまいます。食べなくても生きていける体よりも食べないと生きていけない体のほうが、体もお肌の調子もよくなり、見た目年齢にも差が出てきますよ。

偏った食事で不健康に

リンゴダイエット・バナナダイエット・肉ダイエットなど、さまざまなかたよった食事法のダイエットがありますよね。それらは、内臓機能や自律神経に思わぬ悪影響を与えてしまいます。
たとえば糖分の多い食事ばかりだと、筋肉が作られずに疲れやすい体になります。また肉ばかりのタンパク質の多い食事では、便秘の原因となり腸の活動が低下してしまいます。どちらも体型に影響を与えてしまうので、偏りのある食事法には気をつけましょう。

脂質のとりかたを間違えている

常に恐れられているのが脂質。脂質をとりすぎると太ると言われ続けていたため、いまだに積極的にとることを怖がっている人が多いです。脂質で悪いのはトランス脂肪酸です。しかし、体にいいとされているオメガ系の脂質であるエゴマ、亜麻仁油や、最近健康にいいと言われているココナッツオイルでも、少量しかとらない人も少なくありません。
なかには、糖質と脂質の多いチョコレートやクッキーを食べ、ほかの食事でカロリーコントロールをしている人も。脂質と糖質の組み合わせで脂質を摂取するのと、健康にいい脂質でしっかりとカロリーを摂取するのとでは、体に与える影響は全然違います。

まとめ

痩せることに焦ってしまい「食事でなんとかしてしまおう!」という人も多いはず。ですが体力が消耗しやすい夏は、カロリーを極端に減らしたり栄養がかたよった食事にすると、自律神経まで乱れて心身ともに弱ってしまいます。
くれぐれも間違えたダイエットを行わないよう、気をつけてくださいね。

2016.07.06

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記事を書いたのはこの人

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Written by トモミ

プロフィール:ちびっこヨガインストラクターとして毎日ヨガ漬けの日々を送る。 体を動かすのが大好きだけど、食べる事も大好き。 休みがあればカメラ片手に町に行ったり山に登ったり。