“食べるのがとまらない!” そんなときの原因は意外なところに……

2015.12.06

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食べても食べてもお腹が満たされない、食べた気がしない……そんなときありませんか? それには食べることに関する体のメカニズムが深く関係しているようなのです。過食気味にならないためにも、その意外な原因たちをしっかりと知っておく必要があります。皆さんもどうか気をつけて!


食べるのがやめられない!! その意外な原因とは??

睡眠不足になっている

睡眠不足の生活が続いていると、疲労感が溜まるだけでなく、食欲も旺盛となり、食べても食べても満足できないという悪循環に陥りやすいという説があります。海外の肥満に関する研究でも、深夜0時をすぎてからベッドに入る人は翌日248calも余分に摂取してしまうという結果があるほどです。睡眠不足で体にストレスがかかると、ホルモンバランスも乱れ、ついつい過食気味となってしまいます。健康な食生活のためにも、1日8時間の睡眠時間が理想的。睡眠時間が平均5時間だと肥満になる確率も5割増しになるという数字もあるので、どうかご用心を!!

夕食時に炭水化物をとりすぎている

精製された炭水化物(白いパスタ・パン・ご飯など)を夕食時にたくさん食べていると、翌朝も食欲が旺盛で、「もっと食べたい」という気持ちが強く働きます。これらの食べものは消化されやすく、すぐに糖に変換されて体を動かすエネルギーとなります。
ただ消費されるスピードも早いので、朝起きると脳はただちにエネルギー源となる糖を欲し、空腹ホルモンが分泌され「もっと食べなきゃ」という気分になるのです。これを防ぐには、夕食時には、もっとゆっくりと体に吸収される複合糖質(玄米・全粒パスタ・パンなど)を消化に時間のかかるタンパク質などと一緒に食べること。満腹感を得るためにも、肉や魚・卵といったタンパク質をしっかりと食べることが大切です。

水分補給が足りていない

食べすぎの原因がじつは水分補給不足……だなんて意外だと思いませんか? でもじつは体は喉の渇きを空腹感と勘違いしてしまうことがあるのです。身体のおよそ6割は水分であり、細胞が健全に機能するためにも水分は欠かせません。食欲を満たす前に、まずは喉の渇きを癒してみましょう、食欲もおさまるかもしれません。
またとくに冬は暖房の効いた室内にいると余計水分不足になりがちです。なおレモン果汁を絞ったレモン水はデトックス作用もありますし、お水だけそんなに飲めないという人はお茶やノンカフェインのハーブティーなどをうまくとり入れてみましょう。

生理が近づいてきている

女子のみなさん、生理が近づいてきている頃は食欲も旺盛になりがちなので気をつけましょう! 生理の1週間くらい前から女性ホルモンのプロゲステロンが上昇し、妊娠に備え、子宮への血流も増えていきます。
またこうした働きの一環として、空腹ホルモンが出され、妊娠に向けてたくさん食べるように指令が出るのです。女性の体はこうした月経周期と大きく関係しているので、ダイエットも1か月単位で長期的に考えていくことが大切だと言います。

▽ 参考記事(海外サイト):Why are there days when you just can’t stop eating? Blame it on lack of sleep, too many carbs and not drinking enough water

2015.12.06

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。