心理学的アプローチで……ヘルシーダイエットを維持してみよう!

2015.08.23

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夏こそダイエット! と意気ごんでみても、なかなか成果が出ないのはストレスがたまるものです。食事療法・エクササイズ、どれを試しても長続きしない、成果が出せない……という人は、ダイエットにとりくむ心理そのものについて、もう一度考えなおしたほうがよいのかもしれません。


心理学的アプローチでせまるダイエットのコツ4つ

そこで今回は心理学者ジュディス・ベックさんによる、心理学的アプローチでせまるダイエットのコツについて、まとめてみました。

コツ1: ダイエットの障害となっている要因を分析する

ダイエットが失敗するのはさまざまな要因がありますが、自分にもっともあてはまるものはなんでしょうか。考えてみましょう。

・ストレス型
(日々の生活でストレスが多く、食べることでリラックスしようとする)

・エモーショナル・イーティング型
(疲れたり、ヒマなときについつい食べすぎる傾向にある)

・人からすすめられると断れなくて、なんでも食べてしまう社交型
(本当は食べたくないのに、家族や友人からすすめられると断れず、なんでも食べてしまう)

・外食が多くて、日々の食生活管理が難しい、外食型
(日々の忙しさから外食が多く、トータル面で食生活を管理できず、カロリーが偏る)

・ヨーヨーダイエット型
(極端な食事制限を試み、うまくいかないとその反動で食べすぎてしまう)

自分のダイエットがうまくいかないのはなぜか、その心理的要因をつきとめ、対処することが大切です。

コツ2: 食事時間をしっかりときめ、それ以外では食べないようにする

自分のライフスタイルにあった食事時間をさだめ、それを守ってみましょう。なにを食べてもよいですが、そのきめた時間以外はいっさい食べないようにします。「おやつにちょっとだけ……」という気持ちがおきても、ぐっとこらえて。これを続けていくことで、自分の食事パターンをコントロールすることができます。最初はとにかくシンプルに、予定時間以外では食べない、というルールだけに徹しましょう。そのうち「続いている」ということが励みとなり、途中で挫折することも少なくなってきます。

コツ3: 食べることを純粋に楽しめるマインドを作り、食べすぎやカロリーの過剰摂取を防ぐ

ほんとうは空腹ではないのに、精神的ななにかを食べることで埋めようとする 「エモーショナル・イーティング」は、現代人のダイエットの大きなテーマ。食べても食べても、心が満足できない、だから食べすぎてしまう――というのなら、すこしでも気持ちが満足できる訓練をしましょう。そのためにはまず、食事そのものを楽しむことが肝心。テレビやスマホなどから離れ、食事のときは食べることに専念し、よく味わって。少量ずつ口に入れ、よくかんで、食べものを味わうことを意識的に行いましょう。

コツ4: 毎日体重計にのって、意識を高める

毎日体重をはかっても意味がない、数字に振りまわされてはダメだという意見もあります。確かにその通りなのですが、毎日体重計にのることで、ダイエット意識が高まり食事にも気をつけるようになるでしょう。数字そのものに確執する必要はありませんが、毎日体重計にのることで、意識を高めることは有効です。

▽ 参考記事(海外サイト):11 Health Benefits Of Apple Cider Vinegar

2015.08.23

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。