胸の下に肉がつきはじめてきたら……スグにはじめたいこと
気がついたら、胸の下にぜい肉がつきはじめた! それは年齢により蓄積した脂肪かもしれませんよ。今まではポッコリな下腹が気になっていたけど、気づけば二段腹になっていた……なんて人は今すぐ私生活を見直したほうがいいかも。
胸の下のぜい肉の原因
胸の下についてしまった脂肪はなかなか落ちにくく、意識していないとどんどん脂肪がつきやすくなります。つきやすくなる原因をとりのぞかなければ、いくら運動をしても追いつかなくなることも。胸の下の原因は、長年の姿勢の悪さからくるものです。前かがみになり背中を丸めた姿勢を続けていると、胸の下に贅肉が寄せ集められ垂れてきます。ずっとオフィスで仕事をしていた人や、日中あまり意識せずにダラダラと過ごしていると、このように胸の下の脂肪は増えるばかりです。
まずは姿勢から見直す
しっかりと姿勢を正すと、胸の下のぜい肉が少しなくなりませんか? 姿勢を正すだけでも、胸の下に贅肉を寄せ集めることがなくなるので、まずは背中をピンと立てていましょう。パソコンの前にずっと座っていると、気がつくと背中が丸まっていることが。気づいたらすぐに姿勢を正して、胸の下を意識して持ちあげるように保ちましょう。背中を反りすぎると腰痛の元になるので、姿勢を正すときは上半身を持ちあげるように上にピッと伸ばすのが正解です。
胸の下を鍛える
姿勢が悪い生活をずっと続けてきていると、胸の下の筋肉はおとろえて脂肪がつきやすくなっている状態です。それ以上脂肪をつけないためにも胸の下を鍛えたほうがいいかも。筋肉をつけることで無理なく姿勢を保つことができるようにもなるので、ぜひチャレンジしたほうがいいところです。胸の下からおへその間にある筋肉があるだけで、胸の下がすっきりとするのでメリハリのある体型にもなります。まずは正しい姿勢を保つためにも胸の下を鍛えてあげましょう。
鍛え方とは?
胸の下の肉を鍛えるのは、単純に腹筋が一番いいです。さまざまな腹筋方法がある中おすすめなのが、あまり体を持ちあげない腹筋方法です。まずはやり方を紹介しましょう。
1.あお向けに寝て脚をしっかり閉じてつま先まで伸ばした状態にする2.両手をおへその前で合わせて指先を足先のほうに伸ばし、腕も伸ばした状態に
3.上半身を軽く持ちあげ足先をみる
4.両手の指先を足先に近づけるように伸ばし上半身も足先めがけて伸びていく、そして戻す――を繰り返す
この腹筋の注意点は4の指先を足先に近づけるとき。上半身を起こしすぎないようにしないと、腹筋を鍛える位置が変わってきてしまいます。腰が浮かないようにして、軽く持ちあげた上半身を足先のほうに近づけていくイメージで。そうすると、ちょうど胸の下の筋肉に働きかけてくれるのを感じられるはずです。呼吸も無酸素にならないようゆっくり吸ってゆっくり吐いて、体内に酸素をしっかりと取り入れてあげましょう。5~10回ゆっくりおこなうだけでも、しっかりと筋肉に働きかけてくれる腹筋運動ですよ。