“ちょっとなんか食べたい”と感じる午後3時の誘惑、あなたが手にすべきヘルシーフードとは??
お昼を食べてすこしぼんやりしてきた午後のひととき、3時くらいになると“おやつが欲しいなあ”と思う人も多いことでしょう。じつはそんなときが甘いお菓子やジャンクフードへの誘惑がもっとも高まるときでもあります。ここで糖分や余計なカロリーをとってしまうのは美容にもダイエットにもよくありません。でもお腹は空いたし、なにか食べたい……。そんなときは何を手にすればよいのでしょう。海外の栄養士さんのアドバイスを参考にご紹介したいと思います。
リンゴ
西洋では“1日1個のリンゴで医者いらず”とも言われているほどの元祖ヘルシーフード。ビタミンB群が豊富で食べ物を効率よくエネルギーへと変換し、また不足しがちな鉄分も補うことができます。また心臓の健康を守るために欠かせない、カリウムというミネラルも多く含まれ、1日を健やかにすごすための栄養素がつまっています。
おすすめの食べ方:
スライスしたりんごに、ピーナッツバターなどお好みのナッツバターを塗れば、体に良い脂肪分やタンパク質が加わりさらに腹持ちの良いスナックとなります。
アーモンド
ナッツ類はいずれも数多くの栄養素がバランスよく含まれ、よほど食べすぎてしまわない限り、理想的なスナックとなります。なかでも断トツでおすすめなのは、アーモンド。お腹を満たすタンパク質が豊富なだけでなく、マグネシウム、リン、ビタミンB2、カリウムといった心身のエネルギーの向上、健康な神経システムや心拍の維持、血圧の修正などに重要な役割を果たす栄養素がバランスよく含まれています。またビタミンEやオレイン酸なども多く、天然の“美容サプリメント”とも呼べるほどの美肌効果も見逃せません。
おすすめの食べ方:
アーモンドを食べるなら、味付けもローストもされていない生のアーモンドを食べるようにしましょう。加工されたものは栄養価が低くなっていたり、人工的な添加物が入っていたりします。食べるなら、新鮮でフレッシュな状態が一番です。
ナチュラルヨーグルト
余分な糖分(砂糖、人工甘味料問わず)が入っていないナチュラルヨーグルトは、優秀なタンパク質源であるだけでなく、胃腸に優しいプロバイオティックが豊富です。これらの細菌が体内にバランスよく存在してくれるおかげで、頭痛、倦怠感、イラつきといった不快な症状から身を守ることができます。ほかにも亜鉛やカルシウムなど免疫システムを強化する栄養素も多く、体の健康を守る働きに優れています。
おすすめの食べ方:
ナチュラルヨーグルトだけでは味も単調になりがちなので、アンチエイジング作用のある抗酸化物質を多く含むベリー類をトッピングするのがおすすめ。またハチミツやメープルシロップで甘みをプラスしても美味しくなります。
ジンジャーティー
空腹感はあっても、精神的なもので実際に何かを食べたいわけではない……。そんな人にはハーブティーがおすすめ。とくに生姜の入ったジンジャーティーは、午後のけだるさを吹き飛ばすには効き目のあるハーブティーといえます。また生姜に含まれるビタミンB6やB3、ビタミンC、そしてカリウム、マグネシウムといったミネラルはエネルギーアップにも効果的です。
おすすめの食べ方:
ジンジャーティーは、生姜を2.5cmほどに切ったひとかけを熱いお湯に入れるだけで簡単にできます。味をマイルドにしたい人は、ハチミツを加えてみましょう。