朝と夜では目指すものは大違い!? 時間帯に合わせた賢い食事法~後編
私たちが口にする物は私たちの気分だけでなく、エネルギーのレベルや睡眠パターン、欲求にも関係していると言われています。朝すっきり目覚めたい時や午後のパワー不足を補いたいとき、そして夜ぐっすり眠りたい時には、食事の内容を工夫してみるのが効果的かも!? そこで今回は時間帯に合わせた賢い食事法を、海外の情報サイト「Woman’s Day」からご紹介します。
▽ 前編はコチラ
3:00p.m.:エナジー不足を乗り切る
ランチの後のけだる~い時間。何度時計を見ても全然進まないし……手っ取り早くエナジードリンクでも飲んで目を覚ましたい! なんて気持ちになってしまいますよね。しかし、この時間に摂るカフェインは睡眠の質に影響を与えてしまいます。また、一時的に気分を盛り上げてくれるお砂糖は、血糖値を急激に上昇させ後々もっと疲労感を感じることに。エナジー不足のこの時間帯に口にするならアーモンドやクルミ、ピーナッツのようなナッツを選びましょう。甘い物が欲しいならダイエッターにも優しい、ナッツとドライフルーツを使ったシリアルバーもおすすめです。
6:00p.m.:エクササイズのためのエネルギー補給
夕食の前に一汗流すのなら、しっかりとエネルギー補給をするのを忘れずに。お昼から何も食べていない胃の中は空っぽ。そんな状態で運動をしても、身体は効率よく機能することができません。運動前には胃の調子を乱さずにエネルギー補給できる消化のいい炭水化物を摂るようにして。フルーツヨーグルトや、チョコレートミルクなどがおすすめです。もしもお腹が空いていないなら、ココナッツウォーターもおすすめ。カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル、そして電解質がたっぷりと含まれており、エクササイズのためのエネルギーが手軽に補給できる天然のスポーツドリンクです。
8:00p.m.:食べ過ぎない
夕食の後はソファやこたつでゆっくり過ごすことが多く、ほとんど身体を動かすことはないはず。カロリーを消費するのに一番効果的なのは夕食後に軽く散歩に出かけることですが、唐辛子を使った夕食もカロリーの燃焼を助けてくれます。唐辛子に含まれるカプサイシンは代謝をあげ、食欲もコントロールしてくれるんだとか。
また、ダイエット中の脂質控えめの料理が物足りない……と言う時には、ハーブをたくさん使ってみましょう。ハーブの豊かな香りが満足感を高めてくれます。
10:00p.m.:ぐっすり眠る準備
神経が高ぶってなかなか寝付けない……お腹がすいて寝られない……そんな時には、寝酒をあおるより温めた豆乳がおすすめ。豆乳には精神の安定や、眠気を誘う働きがあると言われている“トリプトファン”が多く含まれています。実は含有量は眠りを誘う飲み物として有名な牛乳よりも多いんだとか。トリプトファンは“セロトニン”という脳に「眠りなさい!」と命令を出す神経伝達物質を作る原料にもなるのだそうです。あったかい豆乳で心も身体もあっためて、朝までぐっすりおやすみなさい!
参考記事(海外サイト):The Best Foods to Eat at Every Time of Day