朝と夜では目指すものは大違い!? 時間帯に合わせた賢い食事~前編
ダイエットや美容のために“食べるもの”に気をつけている人は多いかもしれませんが、“食べる時間帯”にも気をつけていますか? 私たちが口にする物は私たちの気分だけでなく、エネルギーのレベルや睡眠パターン、欲求にも関係していると言われています。もし時間帯に合わせて食べる物を選べば、想像以上の効果が得られるかも!? そこで今回は時間帯に合わせた賢い食事法を、海外の情報サイト「Woman’s Day」からご紹介します。
7:00a.m.:満腹感をしっかり感じる
目覚めたとき、あなたはお腹が空いていますか? もしも「早く朝ご飯を食べたい!」という状態なら、それは代謝が活発になっているとってもいいサイン。朝ご飯をしっかり食べることで、より代謝をUPさせて1日の活力を生み出します。目覚めてから1時間以内には朝食をとるようにしましょう。メニューには炭水化物、脂質、そしてタンパク質をしっかり入れることを忘れずに。トースト派ならゆで卵やアボカド、シリアル派ならヨーグルトやピーナッツバター、和食派なら豆腐や納豆をプラスするのがおすすめです。朝食は1日の食欲をコントロールする大切な役割を果たします。忙しくても、食事の時間は確保して!
9:00a.m.:仕事にしっかり集中する
さあ! これから1日頑張るぞ! と仕事を始める時間帯には、目を覚ましてくれるカフェインが入ったコーヒーや紅茶がおすすめ。集中力を高め、仕事の効率を上げてくれます。カフェインが少なめのドリンクで目を覚ますなら、緑茶もおすすめ。緑茶に含まれる抗酸化物質は脳の細胞の生成を促し、記憶力や学習能力を向上させてくれるんだとか。デスクについてもまだ目が覚めないのなら、ミントのガムを噛むのも有効です。
11:00a.m.:ランチまでの空腹感を紛らわす
朝食をしっかり摂っても、このくらいの時間帯には「お腹空いた~」なんてランチのことが頭をよぎる人も多いはず。集中力も切れてくるお昼前の時間は、甘いおやつに手を伸ばしたくなる衝動に駆られがちです。お家で過ごす主婦やオフィスで休憩が取れる人は、甘いクッキーやチョコレートの変わりに低脂肪ヨーグルトをおやつにしてみて。タンパク質を摂ることで、食に対する欲求を和らげてくれます。休憩が取れない人は、トイレのついでにアーモンドを2、3粒お口にポイ。空腹感を和らげてくれるだけでなく、ランチタイムのどか食いも防いでくれます。
1:00p.m.:気分転換
午前中の仕事でイライラが残っているのなら、ビタミンB6を含む食品を選んでみて。ビタミンB6は気分を安定させる神経伝達物質を作る手助けをし、神経システムが正常に機能するのをサポートしてくれます。ビタミンB6はかつお、まぐろなどの魚類や、レバーなどに多く含まれています。また、海藻に多く含まれるマグネシウムは、血管と筋肉をリラックスさせる働きをしてくれるんだとか。お魚と海藻……つまり和食! なんだか気持ちが沈むな……、なんて日には、定食屋さんでお魚を使った和風ランチを選びましょう。
▽ 後編に続く
参考記事(海外サイト):The Best Foods to Eat at Every Time of Day