体内環境に合わせれば燃焼効率アップ?! 朝と夕方にしたいエクササイズ
有酸素運動と筋トレ、キレイに痩せてダイエットを成功させるためにはどちらも欠かせません。しかし有酸素運動と筋トレを同時に行うよりも、別々の時間帯に行う方が、より効果的にキレイになれるのをご存じでしょうか? 朝と夕方で体内環境が違うため、時間に合わせて運動を組み込んでいくことで、スッキリとした体型を目指しやすくなるんです。
朝に行うと良い運動とは?
朝は体に何も入れていない状態から運動することで、すぐに脂肪が燃えやすくなります。食べ物を食べずに運動することで、体内にすでに溜っているエネルギーを消費してくれるため、余分な脂肪も落ちやすいんですよ。空腹時での運動は、もともと血糖値が低い状態から始めているので、食べ物によるエネルギー消費もなく、脂肪だけを燃やしてくれます。そのため、朝の運動は有酸素運動が効果的です。無酸素運動よりも、時間をかけて運動する有酸素運動は、脂肪を燃焼しやすくしてくれます。
運動を行う際は、朝ごはんを食べる前に行う事が前提です。食べたエネルギー消費よりも、すでに体の中に溜め込んであるエネルギーを使うためです。時間は20分から30分程度の有酸素運動で、十分効果が期待できますよ。また汗をかいて体重を減らそうと水分を取らないのはNGです。朝起きたての体は乾いた状態です。水分不足のまま有酸素運動を行うと、余計なむくみの原因になるので、朝はしっかり水分を飲んでから運動しましょうね。
夕方は筋トレを行うのに最適
筋トレを行うメリットとしては、筋肉を使ってより引き締めた状態にすることで、代謝を上げたり見た目にもスッキリさせるためです。筋肉は体が冷えて縮こまった状態では力を発揮できません。特に朝は体温が低いため、起き抜けに筋トレを行っても、筋肉が動きにくいためケガもしやすいリスクがあります。そして午後になるとだんだんと体温が上がっていき、筋トレをするにも最適な時間帯となるのです。
また筋肉を動かしていく際には、体内にすぐに使えるエネルギーがないと、逆に筋肉が分解されてしまい小さくなってしまいます。昼食も終わり体内に栄養が行き届いた夕方なら、筋肉を効率的に育てることができます。また筋トレを終えた後に食事を取ることで、より筋肉に栄養が行き届きやすくなるので、夕食前の夕方が筋トレをするのにお勧めです。
時間的に難しい場合
朝か夕方、どちらかに一度に有酸素運動と筋トレを取り入れられたら、時間を有効に使えるのに、という人もいるかと思います。朝に運動を行っておきたい人は、まずは有酸素運動で体を温め、少しのエネルギー補給をしてから筋トレを行うと効果的です。また夕方の夕食前に運動を取り入れたい人は、筋トレをしてから有酸素運動をすると、筋肉をつけながら脂肪燃焼も行うことができます。それぞれ時間帯に合わせるとより効果的ですが、一番良いのは自分の生活スタイルに合わせて運動を行っていくことですね。